Lenovo ThinkBook 14 Gen6(AMD)は、快適に作業できる性能があり、持ち運びにも便利なノートPCなのに7万円台からと手ごろな価格で購入できるノートPC。
ThinkBook 14 Gen 6とGen 5の主な違いは、ディスプレイの画面比が「16:10」か「16:9」かです。
Lenovo ThinkBook 14 Gen6(AMD)は、画面比「16:10」のディスプレイを搭載し、作業がしやすくなりました。
事務作業や一般的な画像編集まで快適にこなすスペックがあるので、理系学生やビジネスマンにおすすめです。
それでは「ThinkBook 14 Gen6(AMD)」のレビュー記事を書いていきます。
本記事はメーカー様より製品を貸与いただき作成しています。
目次
レノボ ThinkBook 14 Gen6(AMD)のスペック一覧
ThinkBook 14 Gen6(AMD)のスペックは以下の通りです。
ThinkBook 14 Gen6(AMD)の標準スペック表
製品名 | レノボ ThinkBook 14 Gen6 |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | AMD Ryzen5 7530U |
ディスプレイ | 14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200)、光沢なし 14型 2.2K(2240 x 1400) (2240 x 1400)、光沢なし |
メモリ容量 | 8GB~16GB |
ストレージ容量 | SSD:256GB~1TB |
グラフィックス | 内蔵GPU(AMD Radeon) |
質量 | 本体:1.42kg ACアダプター:288g |
端子 |
|
内蔵カメラ | 1080p FHDカメラ (プライバシーシャッター付) |
バッテリー | 最大約15時間 |
外観・デザイン
天板はアルミ素材のツートンカラーで、スタイリッシュなデザイン。
「ThinkBook」と「Lenovo」のロゴもシンプルでありながら、かっこよさを際立たせています。
厚みは約1.8~1.9cmと薄型のスリムボディですよ。
サイズ・重量
サイズは幅32.5cm x 奥行21.6cm、幅は約1.8cmとA4サイズのコピー用紙とほぼ同じサイズです。
片手で持つこともできて、リュックに入れて待ち運ぶこともできます。
本体の重さは1.42kg。
軽量ではありませんが、持ち運びが可能な重さです。
ACアダプターとケーブルを合わせると、ノートPCの重さは約1.7kgになります。
充電について
USB PD対応のType-Cを搭載しているので、ノートPCに専用の充電器が不要です。
Type-Cケーブル1本でPCやスマホも充電できるなら、持ち物も減りますね。
ディスプレイ・サウンド
カスタマイズで、解像度が2.2K(2240 x 1400)のモデルを選ぶことも可能です。
このレビュー機は、WUXGA液晶(1920 x 1200)ですが、非光沢で映り込みも少なく、長時間利用にも負担が少ないと感じました。
画面比が16:10の縦長なので、WEB検索やOfficeソフトで縦スクロールすることがありますが、より多くの情報を表示でき、事務作業にも使いやすいです。
Gen5とGen6の違い
ThinkBook 14 Gen5の画面比は16:9ですが、Gen6では画面比が16:10に変更され、より使いやすくなりました。
ディスプレイは完全にフラットに開くことができるので、対面の相手とも画面を共有しやすいですね。
スピーカーは、背面前方の両サイドに配置されています。
音声はクリアに聞こえましたよ。
Webカメラ
FHDカメラが内蔵されています。
さらに、スライド式のプライバシーシャッターが搭載されているので、オンライン会議以外の時には物理的にカメラをOFFにすることができます。
PC内蔵カメラで撮影した画像です。
WEB会議でも問題なく利用できる、性能のカメラですね。
キーボード・電源ボタン
キーボードは、バックライト機能を搭載した日本語配列です。
個人的には、「Enterキー」と他のキーが間隔なく配置されているため、「Enterキー」を押す際に押しづらさを感じました。
キー配列には慣れが必要だと思います。
キーストロークも一般的で、しっかりとした押し感があり、打ちやすかったです。
インターフェース
ThinkBook 14 Gen6のインターフェイスは、以下の通りです。
- USB Type-C × 2
- USB 3.2 × 2
- HDMI
- 4-in-1メディアカードリーダー
- ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
- 有線LAN
Type-CポートはUSB PDに対応しており、Type-Cケーブルを使用して充電できます。
USB3.2、HDMIからカードリーダーまで、豊富なインターフェースを備えており、外出時も困ることはないでしょう。
個人的には、有線LANポートを搭載しているので、嬉しいポイントです。
ただし、Thunderbolt 4には対応していないのが残念です。
レノボ ThinkBook 14 Gen6(AMD)の性能テスト
ベンチマークテストを実施した「ThinkBook 14 Gen6(AMD)」のスペックは以下の通りです。
CPU | AMD Ryzen5 7530U |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | SSD:512GB |
Crystal Disk Mark
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」でSSDの読み書き速度を測定しました。
読み込みは約3724MB/s、書き込みが約3179MB/sでとても高速です。
CINEBENCH R23
CPUはAMD Ryzen5 7530Uを搭載しています。
CPU性能を測る「CINEBENCH R23」のマルチコアは8,569pts、シングルコアは1,114ptsと、価格帯を考慮すると高スコアでした。
ビジネスパーソンや大学生が普段使いに快適に利用するには、このスペックは十分です。
クリエイティブな動画編集やゲームには向かいスペックですね。
PCMark 10
各項目が示すスコアは以下の通りです。
アプリケーション実行における総合的なPCの性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 10」の結果です。
PCMark 10 ベンチマーク結果 | ||
項目 | 結果 | 快適に動作する目安 |
総合スコア | 5,482 | |
Essentials (PCの基本性能) |
9,244 | 目安4100 |
Productivity (ビジネスアプリケーションの処理性能) |
9,254 | 目安4500 |
Digital Contents Creation (画像編集や動画編集性能) |
5,229 | 目安3450 |
「Essentials」の「Productivity」のスコアは高く、OfficeソフトやWeb会議など、事務作業を快適に利用できるでしょう。
また、「Digital Contents Creation」の数値もまずまず高いので、簡単な写真や動画編集もこなすことが期待できます。
レノボ ThinkBook 14 Gen6(AMD)のまとめ:コスパと性能を両立したノートPC
ThinkBook 14 Gen6(AMD)は7万円台で手に入り、資料作成やウェブ検索、動画視聴などの日常的な用途から、プログラミングや簡単な動画編集までこなせるノートPCです。
ビジネスパーソンから大学生まで、幅広い層におすすめです。
AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサと16GBのメモリを搭載し、A4サイズで持ち運びも楽々。
USB PD対応のType-CポートやHDMI、メディアリーダーなど、使いやすいインターフェースも充実しています。
ただし、理系学生でもCADソフトの利用や高画質動画編集など、クリエイティブな作業には不向きです。
性能も価格もバランスの取れたノートパソコンでした。
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