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【トップランド車用扇風機レビュー】1ヶ月使ってわかった3つの弱点と、それでも“買い”だと断言できる理由

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【トップランド車用扇風機レビュー】1ヶ月使ってわかった3つの弱点と、それでも“買い”だと断言できる理由
  • 夏の車内、後部座席だけが特に暑い…
  • 子どもが「暑い!」とぐずって、運転に集中できない
  • 安い扇風機は多いけど、安全性や性能が心配…

 

ようた
こんなお悩みを持つ方におすすめしたいのが、トップランドが販売している車用扇風機「SF-DFK39BK」です。

 

私もまったく同じ悩みを抱え、たくさんの製品を比較検討した結果、この一台にたどり着きました。

この記事を最後まで読めば、なぜこの製品が夏の車内の最適解なのか、その理由と正直な使い心地がスッキリとわかりますよ。

 

ちなみに、トップランドは、モバイルバッテリーやUSB関連グッズなどを企画・販売する日本のメーカーで、その品質には定評があります。

 

まずは、トップランド扇風機 SF-DFK39BKの主な特徴を見ていきましょう。

SF-DFK39BKの特徴

  • 後部座席まで届く3段階のパワフルな風量
  • 実用的な静音性を確保した運転モード
  • 車内の空気を効率的に循環させる自動首振り機能
  • 子どもの指が入りにくい安全性を考慮したメッシュガード
  • 工具不要で設置できるクリップ式
  • 多様な車種に対応できる2mのロングUSBケーブル

 

本記事では、この「SF-DFK39BK」を実際に購入して1ヶ月間使い込んだ私が、その実力を忖度なしで徹底レビューしていきます。

 

【結論】なぜ数ある車用扇風機の中から「トップランド」を選ぶべきなのか

【結論】なぜ数ある車用扇風機の中から「トップランド」を選ぶべきなのか

私が多くの製品の中からトップランドの一台を選び抜いたのには、ちゃんとした理由があります。

 

それは、以下の2つの大切な判断基準をクリアしていたからです。

  • 目先の安さに惑わされない、トータルコストで考える視点
  • 「信頼できるか」を客観的に見極める視点

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

 目先の安さに惑わされない、トータルコストで考えるという視点

車用扇風機を探していると、2,000円前後で買える安価な製品がたくさんあって、正直、心が揺らぎますよね。

 

しかし、安い製品には「すぐに壊れてしまった」「安全性が少し心配…」といった、ちょっとした「落とし穴」があったりします。そうなると、買い替えの手間や費用が余計にかかり、結局、時間もお金も無駄にしてしまうことになりかねません。

そこで、各製品を以下の基準で比較してみました。

比較項目 安価な製品 トップランド
初期コスト ◎(低い) △(比較的高め)
故障リスク △(評価が不安定) 〇(低いと期待できる)
安全性 ?(情報が不透明) ◎(メーカー基準が明確)
総合的な価値 △(短期的な利用向け) ◎(長期的な安心・快適)

 

このように、少し高くても「故障しにくい」「安全性が高い」という価値が手に入るのなら、その方が断然お得だと思いませんか?

 

ようた
長期的に安心して車内の快適性を維持するためには、こちらが賢い選択だと考えました。

 

決め手は「信頼できるか」どうか。その見極め方

製品選びで最も重要なのが、メーカーと製品が持つ「信頼性」です。私がこれを判断するためにチェックしたのは、主にこの2つのポイントでした。

 

私が選んだポイント

  • トップランドが日本のメーカーであること
  • Amazonにおける評価の「質」が高かったこと

 

一つは、トップランドが日本のメーカーであるという事実。

私自身、以前に同社の別製品を使った経験があり、その時の品質が良かったので、やっぱり安心感が違いますよね。

 

そしてもう一つが、Amazonにおける評価の「質」です。
ただ評価が高いだけでなく、ちゃんと使っている人の声、特に自分と同じような悩みを持つ人のレビューはとても参考になります。

 

例えば、こんな声です。

うちの軽自動車は後席にエアコンの吹き出し口がなく、真夏は子どもが汗だくになっていましたが、この扇風機をヘッドレストに付けたら、後ろまで風が届いて快適に。USB電源で稼働し、モバイルバッテリーでも使えるので便利です。」
— ★★★★★(2024年7月レビュー)(Amazonレビュー

車での移動中、子どもが寝ているときでも風が気にならないほど静かで助かります。風量も3段階あって、強モードにすればしっかり涼しい。設置も簡単だったので、週末のお出かけがかなり快適になりました。
— ★★★★☆(2024年6月レビュー)(Amazonレビュー

安い中華製を買ってすぐ壊れた経験があったので、今回はトップランドを選びました。作りがしっかりしていて、子どもが触っても安心です。信頼できるメーカー品を選んで良かったと感じました。
— ★★★★★(2024年5月レビュー)(Amazonレビュー

モバイルバッテリーでも動くので車以外でも使えます。うちは公園のピクニックでも活用中。フル充電で何時間も動くし、風量調整もできて便利です。災害用にもなると思って購入しました。
— ★★★★☆(2024年6月レビュー)(Amazonレビュー

 

具体的な使用目的や、使ってみてどうだったかが書かれている声は、購入を判断する上でとても頼りになります。

これらの点から、「これなら間違いない」と確信して、購入を決めることができました。

 

【性能検証】1ヶ月使って分かった実力!風量・静音性・安全性を徹底レビュー

【性能検証】1ヶ月使って分かった実力!風量・静音性・安全性を徹底レビュー

ここからは、実際に1ヶ月間使い込んでわかった扇風機の性能について、徹底的にレビューしていきます。

「風の強さは?」「音はうるさくない?」「安全なの?」といった気になるポイントを、実際に撮影した写真や動画も交えながら、正直にお伝えしますね。

 

まずは開封!付属品と本体デザインをチェック

では早速、製品本体を見ていきましょう。 まずは付属品から。

まずは開封!付属品と本体デザインをチェック

 

付属品はとてもシンプル。扇風機本体と、電源用のUSBケーブル、そして車用のUSBカーアダプター(シガーソケット)です。

このカーアダプターが付いてくるのが、地味にうれしいポイントですよね。これがあれば、USBポートがない車でもシガーソケットからすぐに電源を取れます。

 

ようた
シガーソケットもついてくるので、シガーソケットにさすか、USBタイプAケーブルを使って電源を取るかですぐに使えますよ。

 

【風量】後部座席までしっかり届く!「弱・中・強」をシーン別に徹底比較

結論から言うと、風量は全く問題ありません。 後部座席に座る子どもが「涼しい!」と喜んでくれたのが、何よりの証拠です。

風の質もやわらかく、長時間あたっても不快にならない点も評価したいポイントです。

 

実際の風の強さを、こちらの動画でご覧ください。ティッシュをかざしてみたので、風の勢いが視覚的にもわかりやすいかと思います。

 

風量は3段階で調整できますが、実際に私はこんな使い方をしました。

風量モード おすすめのシーン 体感
お昼寝中や長距離移動に 優しいそよ風。静かで快適。
普段の街乗りに これが基本。十分な涼しさ。
炎天下で乗り込んだ直後に パワフル。一気に空気を循環。

 

そして、首振り機能がまた優秀なんです。 左右にまんべんなく風を送ってくれるので、車内の空気がしっかり循環します。その実際の動きを、こちらの動画で確認してみてください。

この機能のおかげで、風が一点に当たり続ける不快感もなく、とても快適。これは地味にうれしいポイントですよね。

 

【静音性】会話や音楽を邪魔しない。一番気になる「音」問題の結論

静かさに関しては、正直、私も最初に心配していたポイントでした。

「風量が強ければ音もそれなりだろう」と思っていましたが、実際に使ってみるとその印象は変わりました。

 

静音性

  • 【弱】:エアコンの送風音に埋もれるレベルで、ほぼ無音に感じます。
  • 【中】:音楽や会話を邪魔しない、穏やかな動作音です。
  • 【強】:さすがに「ブォー」という音はしますが、ナビの音声が聞こえなくなるほどではありません。

 

結果として、「音が気になるから弱しか使えない」といったストレスは皆無でした。子どもが眠っているときでも静かに使えるのは、想像以上にありがたい。

特に車内が静かになる夜の帰り道でも、風の音が耳障りにならない点は、日常使いでの大きな安心材料になります。

 

【安全性】指入れを防ぐメッシュガードの安心設計

小さな子どもを乗せる上で、絶対に譲れないのが安全性です。 この製品は、指先が入りにくい細かいメッシュカバーが採用されていました。

【安全性】指入れを防ぐメッシュガードの安心設計

 

実際に、うちの子(小学生)が興味本位で触ってみても、指が中に入ることは全くありませんでした。

大人の指先ですら簡単には入らないほどの細かさで、これなら安心して使えます。

 

【本音レビュー】取り付けの手軽さと、正直に伝えたい“惜しい点”

【本音レビュー】取り付けの手軽さと、正直に伝えたい“惜しい点”

もちろん、良いところばかりではありませんでした。

ここからは、私が1ヶ月使って感じた「ここは惜しいな」という点も正直にお伝えします。

 

【手軽さ】不器用でも簡単に設置。クリップの安定感と配線のコツ

取り付けに工具は一切不要。手間いらずで、拍子抜けするくらいカンタンです。

車の後席についた“アシストグリップ”にクリップを挟んだり、ドリンクホルダーにそのまま置いたり。設置場所を選ばない自由さも、使いやすさのひとつ。

例えば、実際の取り付け手順はこの3ステップだけ。

  1. ヘッドレストの支柱にクリップで挟む
  2. USBケーブルを電源に差す
  3. スイッチを回して動作確認

 

ようた
クリップの開きは少し狭めですが、滑り止め付きで一度挟めばホールド力は抜群。走行中でもズレることはありませんでした。

 

また、配線が気になる方は、以下のポイントを押さえておくとスッキリします。

  1. 車載USBポートから取る場合: 付属のコードが2mと長いので、シートの下などを通せばキレイに隠せます。
  2. モバイルバッテリーを使う場合: 座席のポケットにバッテリーごと収納すれば、コードが邪魔になりません。

 

車載USBポートから取る場合

どちらのパターンでも工夫次第で見た目を整えられるので、取り付けで迷うことはまずないでしょう。

 

【弱点】完璧じゃなかった!1ヶ月使って気づいた3つのデメリット

使ってみて満足度は高いのですが、惜しいと感じた点も正直に。私が感じた弱点は、以下の3つです。

 

① バッテリーは非搭載。「エンジンOFF」で風も止まる

これが正直、最大の惜しいポイントかもしれません。 本体にバッテリーが内蔵されていないため、常にUSB電源に接続しておく必要があります。

つまり、エンジンを切ると、そのまま扇風機も停止してしまいます。

 

例えば、サービスエリアでエンジンを切って仮眠するとき。静かなのは良いのですが、扇風機の風も止まってしまい、だんだん車内が暑くなってきます。

ここはもう少し、今後の進化に期待したいポイントです。

 

ようた
もちろん、モバイルバッテリーがあれば解決はできますが、そのために毎回用意するのは、少し手間に感じてしまいますよね。

 

② サイズ感に注意。存在感はなかなかのもの

使ってみてまず感じたのが、「あれ、意外と大きいぞ」というサイズ感。 風量がパワフルな分、本体もそれなりにしっかりとした作りです。

サイズ感に注意。存在感はなかなかのもの

 

実際に設置した後部座席の写真がこちらです。なかなかの存在感ですよね(笑)。

もうひと回りコンパクトなら完璧だったな……というのが本音。とはいえ、モーターの性能や安全性を考えると、このサイズにも意味があるのかもしれません。

 

③ 操作ダイヤルが「手が届きにくく、回しづらい」

そして、これが地味ながらも意外と気になったポイントです。 風量を調整するダイヤルが、少し奥まった操作しにくい位置にあります。

操作ダイヤルが「手が届きにくく、回しづらい」

 

その上、つまみの周りのスペースが狭いため、そもそもダイヤル自体に手が少し入れにくいんです。ダイヤルも小さいので、指先にグッと力を入れて回すような感覚でした。

結局、出発前に風量を設定しておくか、後部座席の同乗者にお願いするのが基本のスタイルになりますね。

せっかくのシンプル設計なので、ここはもう一工夫あると、さらに満足度が高かったかなと感じます。

 

【総評】トップランド車用扇風機は「買い」か?最終結論とおすすめな人

トップランドの車用扇風機「SF-DFK39BK」を、1ヶ月間じっくり使ってみました。 結論として、これは「夏の車内の暑さ」という悩みを抱える人にとって、間違いなく“買い”の製品です。

価格は決して安くありませんが、それ以上に後部座席の快適性を劇的に向上させてくれる価値がありました。

 

あらためて、私が特に「良い」と感じた点と、少し「惜しい」と感じた点をまとめてみます。

良かった点 惜しかった点
後部座席まで届く十分な風量 バッテリーが内蔵されていない
会話を邪魔しない優れた静音性 思ったよりもサイズが大きい
子どもが指を入れられない安全設計 操作ダイヤルが少し使いにくい
安定感のあるクリップと便利な2mコード ―(特になし。他の点と比較してマイナスなし)

 

いくつかの弱点はありますが、それを補って余りある性能と安心感があります。

「とにかく一番安いものが欲しい」という方には、正直向いていないかもしれません。そうではなく、「価格は少し高くても、安心して長く使える、ちゃんとした製品が欲しい」と考える、賢明なあなたにこそ、自信を持っておすすめできます。

 

ようた
「暑い!」という子どもの声から解放され、快適になった夏のドライブは、まさにプライスレスでした。
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現役大学職員が大学生を応援する情報を発信しています。【経歴】理系大学卒業→大手自動車メーカーに就職→大学職員に転職【趣味】愛する読書でインプットした情報から大学生に役立つ情報を伝えてきます。【モットー】行動力と思考力を鍛えて「二兎を追って二兎を得る」

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