動画編集を勉強したいと思い、Adobe Premiere Proを使い始めました。
普段使っている(Core i5、メモリ8GB)のデスクトップPCでは、スペック不足で動作が重かったり、書き出しに時間がかかったりとストレスがかかります・・・。
Adobe Premiere Proをサクサクと動かしたいと思い、PCの購入を決めました。
高スペックかつ有機ELディスプレイの鮮やかさに惹かれてASUSの「Vivobook Pro 15 OLED M3500QC」を購入したので、商品レビューについて書きます。
CPUは第4世代 AMD Ryzen 7 5800Hにくわえて、GPUにRTX 3050 Laptopを搭載し、メモリは16GBと高スペックなのに価格が15万円台だったので即決しました。
購入時に気になったのは、ストレージ容量が「512GB」だったことです。
写真や動画データを保存していくと足りなくなる可能性があるので、ストレージ容量は1TBほしかったです・・・。
予算の範囲ということで、ストレージ容量については妥協しました。
注意
本製品は、既に販売が終了しています。
目次
Vivobook Pro 15 OLEDのスペック一覧
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | 第4世代 AMD Ryzen 7 5800H 3.2GHz/8コア |
画面サイズ | 15.6 型(インチ) |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | SSD:512GB |
GPU | GeForce RTX 3050 4GB |
質量 | 約1.65kg |
端子 | 外部ディスプレイ出力:HDMI x 1
USBポート:USB-A x 3(USB 3.2 Gen1 x 1/USB 2.0 x 2)/USB-C x 1 オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 カードリーダー:microSDスロット |
バッテリー駆動時間 | 約12.7時間(JEITAバッテリー動作時間測定法) |
その他 |
カメラ92万画素Webカメラ内蔵
有線LANポートなし |
最新の高速Wi-Fi規格 Wi-Fi6に対応しているので、無線でも高速なネットワークを実現できます。
ただ有線LANのポートはありません。これはすっかり見落としていました・・・。
外観
本体はサラサラとして表面で、色は薄い黒です。
天板のデザインはシンプルですが、表面ロゴが突起上に出ているのが気になります。
表面に手跡が残りやすいと感じました。
表面は頻繁に触る箇所なので手跡は気になりますね。
サイズ・重量
持ち歩きに便利なスリムB5サイズのキャンパスノートとの比較です。
サイズは幅360mm x 奥行235mm、幅は約22mmで、15.6型としては一般なサイズです。
A4のキャンパスノートと比較してもわかるように、外出先へ簡単に持ち運べるサイズではありませんね。
重量は1.669㎏と、この性能のPCとして軽量です。
120WのACアダプターは443gと重量とサイズも大きいのですが、自宅用で使うことを想定しているので問題ありません。
ディスプレイ・サウンド
有機ELディスプレイを採用しており、高輝度のディスプレイです。
ディスプレイは美しいの一言です。特に黒色の映りが感動する美しさでした。
それだけでなく有害なブルーライトを約70%軽減する機能を備えており、目に優しいディスプレイになっています。
ベゼルも約8mmと狭く、視認性は高いです。
デイスプレイの上枠にWebカメラが付いています。
Webカメラにはスライド式のプライバシーシールドがついているので、シールドを閉じておけばカメラに映る心配はないので安心ですね。
背面にはオーディオスピーカーが2ついています。
デスクに跳ね返った音が自分に向かって聞こえてくる感じです。
Harman Kardonサウンドシステムを搭載したノートPCです。
モバイルPCと比べると、音量は出るし音質も綺麗でした。
スピーカーに不満はありません。
マイク
周りの生活音と人の声とをAIが認識し雑音除去するASUS独自のAIノイズキャンセリング機能を搭載しています。
オンライン授業やWeb会議でクリアな声を相手に届けることができますね。
キーボード
ピッチの高さも一般的で、特にクセを感じることなく使えています。
[Enterキー]のストライプがワンポイントでオシャレですね。
インターフェイス
microSDカードスロット、HDMI、thunderbolttm 4(USB Type-C)、USB 3.2 Type-A などインターフェースは充実。
有線LANのポートありません。
自宅では有線LANを使う機会があるので、有線LANポートはほしかったです。
左側面は、写真の左から以下の通りです。
- イヤホン/ヘッドセット/マイクジャック
- microSDメモリーカード
- USB-C端子(thunderbolttm 4対応)
- HDMI出力ポート
- USB-A端子(USB3.2)
- 電源入力ポート
microSDメモリーカードスロットを利用して、デジカメやビデオカメラで撮ったデータをPCに直接保存できるので、動画・写真編集で使うには便利です。
Thunderbolt4しているので、高速データ転送が可能です。写真や動画データを外付けストレージにバックアップとして、データ転送するときの待ち時間が短くて済みます。
右側面は、写真の左から以下の通りです。
- USB2.0×2
Vivobook Pro 15 OLEDのCPU・GPU・ストレージ性能
Vivobook Pro 15 OLEDは、第4世代 AMD Ryzen 7 5800Hにくわえて、GPUにRTX 3050 Laptopを搭載したハイスペックノートPCです。
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」でSSDの読み書き速度を測定しました。
PCIe 3.0 ×4接続としてはそれほど高速ではありませんが、Serial ATA接続のSSDよりは高速です。
CPU性能を測る「CINEBENCH R23」のCPUスコアは6224ptsでした。
動画編集のエンコードなどにはマルチコアの性能が重視されます。
Adobe Premiere Proを2分動画の書き出し時間を測定しました。
2019年に購入した富士通デスクトップPC(CPU:Core i5 8500T、メモリ:8GB)との比較は以下の通りです。
Adobe Premiere Proの書き出し時間検証
- Vivobook Pro 15 OLED:33秒
- 富士通デスクトップ Corei5、メモリ8GB:3分26秒
Vivobook では、Premiere Proの動作が重いと不満を感じることはありませんでした。
Vivobook Pro 15 OLEDを使ってみた感想
画面がキレイだと感じたのが第一印象です。
2分程度の動画を編集して書き出したり、Officeソフトを使った資料作成、音楽・動画再生、Web会議などの操作をしましたが、特段操作が遅い・重いといった不満はありません。
購入目的だった「Premiere Pro」をサクサク動かしたいという目的も果たせました。
強いて不満をあげるなら、電源を入れてからPCが起動するまでに少し遅さを感じているところです。
総じてクリエイターPCの入門としてはおすすめです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。