- ホリエモンの『ゼロ』の要約を知りたい!」5分で大切なポイントを教えてください。
- ホリエモン流の「なにもない自分に小さなイチを足していく」とは具体的にどういうこと?
こんなご要望にお応えします。
この記事を書いた人
ホリエモンこと堀江貴文氏が、2006年に証券取引法違反で逮捕された後、初めて出版された書籍が「ゼロ」です。
この本では、堀江さんの幼少期から現在までの経歴が語られており、彼の経験やマインド、洞察について知ることができます。
逮捕後のゼロからの新たな始まりや成長についての考え方やアドバイスが詰まっています。
多くの人は、成功を急ぐあまり、掛け算のような考えに囚われがちです。早く結果を出したいという焦りからですね。
しかし、今の自分が「ゼロ」なら何を書けてもゼロです。まずは自身の自力を高めるためには、地道に小さなイチを足していくしかありませんね。
言われてみれば当たり前なことですが、改めて説明されると納得する事ばかりでした。
今回は、5分で『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』を読んで、僕が参考になった堀江さんの考え方や、具体的なアクションプランについて解説しています。
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目次
変わりたいと思うなら、ゼロの自分にイチを足そう
もし変わりたいと願うなら、小さな成功を積み重ねていくことが大切です。
最初の段階では、誰もがゼロからスタートします。だからこそ、毎日を全力で取り組んで、小さな「イチ」を積み重ねて成長するしかありません。
例えば、受験勉強や資格取得、そして現在の職場での業務も、初めは何も知識がない状態からスタートしますね。
しかし、コツコツと学習し、経験を積み重ねることで、徐々に合格点に届くようになったり、仕事がスムーズにできるようになったりします。
堀江さんも「オン・ザ・エッジ」を起業した当初は、会社で寝泊まりし、睡眠以外はほとんど仕事に費やす生活を送っていました。
それでも彼はその努力の甲斐あって、ライブドアという企業を成長させることに成功したのです。
成功への近道やショートカットを探し求めるのは、効果的ではありません。
お金ではなく自己信用を育てるべき
まず、お金は実は「信用」を数字で表したものです。
例えば、ほんのわずかな原価で作られた福沢諭吉の顔が描かれた紙切れが、なぜ1万円もの価値があるとされるのか。
それは、そのお金が日本や日本銀行による信用のおかげなのです。
さらに、信用とお金の関係を考えると、Twitterで100万人のフォロワーを持つ人が1億円の資金を集めることは可能ですが、フォロワーがゼロの人が1億円を投じて100万人のフォロワーを得るのは難しいでしょう。
小さな成功を積み上げて成長する方法
「ゼロからイチ」の信用を築くためには、まず自分自身を信じることが大切です。
もし自分が何もない状態からスタートする場合、小さな成功を積み重ねていくためには、自己信頼、つまり「自信」が欠かせません。
この本で面白いと感じたのは、次の考え方です。
自信をずっと低空飛行させないために、80%の力で100%の仕事に取り組んで成し遂げ、それから次は100%の力で120%の仕事に挑戦していく方法です。
「自分ならできる」とハッタリをかけて、そのハッタリをもとに困難な壁を越えていくことで、周囲からの信用を集めています。
「できない理由」から考えるようではダメ
「やりたいことが見つからない」と感じていませんか?
また「これに挑戦したいけど、自分には無理だろうし…」とあきらめていませんか?
そんな状況こそ、「できる理由」に焦点を当ててみることが大切です。
例えば、初めて自転車に乗ろうとしたときのことを思い出してみましょう。
以下のステップで自転車が乗れるようなった経験があると思います。
できる理由から考えて成功した例
- 「自転車に乗りたい!やってみよう!」という気持ちで挑戦
- 最初はバランスをとることが難しいと感じる
- しかし、何度も練習するうちに上達する
- ついには自転車に乗る楽しさを見つける
最初から「自転車に乗ることは無理だ」と否定的に考えてしまうと、行動することなく自転車に乗ることはできないでしょう。
できない理由に囚われるのではなく、できる可能性に目を向けてみましょう。
成功への第一歩は、ノリの良さでチャレンジしよう
チャンスはどこからでも現れるものです。
しかし、そのチャンスを掴むためには、ためらわずに行動する「ノリの良さ」が必要だと、堀江さんは本書で語っています。
学生時代の堀江さんは、自分に自信が持てず、女性とのコミュニケーションも苦手でした。そんな彼が変わる
きっかけとなったのが、大学時代に友達に誘われて試したヒッチハイクでした。彼は単純に「楽しそうだな」と思ったことから、ヒッチハイクに挑戦し、自分の中の壁を打ち破ることができました。
このヒッチハイクでの成功体験から、堀江さんは自信をつけ、その後のビジネスで活かせるほどの営業力も身に着けました。
多くの人は、チャンスがやってきた時に、「これ、自分に合ってるかな?」って考えることがあります。
でも、その間に行動せずに、何もしないで終わることが大半です。
しかし、チャンスを見極めることに煮詰まる必要はありません。面白そうと思ったら、ノリで挑戦することが大事です。
小さな成功を積み重ねながら、自信と経験を積んでいきましょう。
働くことは自由へのパスポートだというマインド
堀江さんは本書で、自由は経済的にも精神的にも自立している状態であると説明しています。
例えば、自分の頭で考えずに組織の指示に従って機械的に仕事をしている人は、経済的には自立していても、精神的には自立していないことがあります。
一方で、実家暮らしの学生は精神的には安定しているかもしれませんが、経済的には自立していないかもしれません。
自分の頭で考えて働くことによって、知識と経験が増え、自己成長が実現します。
仕事は人生の中で最も多くの時間を費やすものであるため、「我慢の時間」と考えるのではなく、楽しんで取り組むべきです。
代わりに、自分の力でお金を稼ぐ仕事に変えていきましょう。
また、どんな仕事にもやりがいはあります。現在のあなたの仕事にも。
やりがいは見付けるものではなく、自分の手で作り出すものですから。
「やりがい」は見つけるものではなく、自らの手で作り出すもの
「仕事がつまらない…、楽しくない…」と感じたことはありますか?
僕も就職活動の際、本当にやりがいを感じる仕事を見つけようと努力した記憶があります。
仕事のやりがいは見つけるものではなく、自分で作り上げるものです。そのため、どんな仕事にも「やりがい」はあります。
堀江さんは、拘置所で無地の紙袋を折る仕事をしていました。
最初は1日50個のノルマを辛うじて達成していましたが、その状況に不満を感じた彼は、仕事を効率的に進める方法を考え、自分なりのアイデアを活用して1日に79個もの紙袋を折り組むことに成功し、その達成感を楽しんでいました。
仕事への取り組み方次第で、どんな仕事でも楽しむことができます。
仮説を立て、実行し、試行錯誤を繰り返す能動的なプロセスの中で、与えられた仕事は「つくり出す仕事」へと変わっていくのです。
遠くを見ずに今を全力でやり切る
仕事を好きになるためには、"没頭"が大切です。
つまり、仕事が好きだから没頭するのではなく、没頭することで好きになるという順番が重要です。
例えば、ソフトウェアエンジニアが「プログラミングに没頭することで仕事を好きになる」といったことがあります。
つまり、没頭するにはどうしたら良いかがポイントです。没頭するためには、「自分自身で目標を設定すること」が重要です。
例えば、TOEICのスコアを800点にするために、毎日単語帳の2ページを完璧に覚えるなど、具体的な目標を立てます。
目標を設定する際のポイントは、遠くの目標を意識して見るのではなく、目の前の目標に全力で取り組むことです。
仕事を好きになるステップ
- 没頭することで仕事が好きになる
- 没頭するには自分で目標・ルールを設定する
- 遠くの目標ではなく、それを達成するための目の前の目標に意識する
- 毎日、ギリギリ達成できる目標を設定して、全力で取り組む
やりたいとことは全てやり切る
ゼロから一歩一歩進めていくと、確実に成長を実感し、自信を持つことができるようになります。
そうすると、自分がやりたいことがたくさん浮かび上がるでしょう。
本当に自分が何をやりたいのか悩むことはよくありますが、堀江さんは本書で「やりたいことを全部やろう」と語っています。
そして、ただやるだけでなく、やり抜くことが大切だとも言います。
それはなぜかと言うと、「もういいや」と中途半端に満足してしまうと、そこで成長が止まってしまうからです。
まとめ
堀江さんの「ゼロ」は、今の自分を変えたいと、成長を望む人々に向けたメッセージが詰まった一冊です。
この本から得られる重要なことは、成功へのショートカットを求めるよりも、着実に一歩一歩進むことの価値を再確認することでした。
仕事の楽しみは自分から生み出し、自己信頼を高めて周囲からの信頼を得るために、全力で取り組むことが大切です。
僕がこの本から学んだことは以下の通りです。
ゼロから学んだこと
- 変わりたいと思うなら、ゼロの自分にイチを足そう
- お金ではなく自己信用を育てるべき
- 「できない理由」から考えるようではダメ
- 成功への第一歩は、ノリの良さでチャレンジしよう
- 働くことは自由へのパスポートだというマインド
- 「やりがい」は見つけるものではなく、自らの手で作り出すもの
- 遠くを見ずに今を全力でやり切る
- やりたいとことは全てやり切る
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