- 『コンサル一年目が学ぶこと』の要約を知りたい!」5分で大切なポイントを教えてください。
- 社会1年目から活躍できるか不安です。コンサルに限らず、さまざまな業種・業界で役に立つスキルを見つけたいです!
こんなご要望にお応えします。
この記事を書いた人
本書は、著者の大石哲之さんが、35歳から40歳の間で活躍している
- 外資系ファームのパートナー
- ベンチャー企業を上場させた人
- 政治家に転身した人
- 経営者や作家として著作がある人
- 大学教員
- 上場企業のマネジメント職
- コンサルとして独立している人
方々からの取材をもとに、コンサルだけではなく、業界や業種を問わず、一生役に立つ30のビジネススキルをまとめたものです。
この本を読むことで、社会人一年目から始めて、15年後にも役立つ普遍的なビジネススキルやマインドを身につけることができます。
「コンサル一年目が学ぶこと」を読んでほしい人
- これから社会人になる人
- 会社で活躍したい人
- 自分の仕事のやり方を見直したいと考えている人
- 会社の後輩指導をしている人
本記事は、『コンサル一年目が学ぶこと』で紹介されている30個のビジネススキルのうち、僕が社会人1年目の人には抑えてほしいと感じたものを厳選して紹介しています。
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それでは、本題に入りましょう。
目次
【話す技術】上司の期待を超える
説明する目的は、相手に理解してもらうことです。
勝手な思い込みや、相手との前提条件の違いが話が噛み合わない原因となることもあります。
説明している際に、相手の仕草を観察しながら、理解しているかどうか気にかけながら話しましょう。
具体的な話し方の方法を解説していきます。
結論から話す【PREP法】
ビジネスの場では、説明する際に結論を最初に伝えることが大切です。
上司や先輩に説明した後に「それで?何が言いたいの?」と言われた経験はありませんか?
この場合、あなたの結論は相手に伝わっていません。
結論から伝えないと、以下のようにこちらの意図通りに相手が動いてくれません。
話し手
昨日からA案とB案のどちらで進めるか迷っています。
これを決めないと、協力会社さんにも仕事をお願いできなくて。
それに、山田さんからはA案について詳しく教えてほしいと言われています。
聞き手
- A案とB案のどちらが良いのか?
- A案について詳しく説明してほしいのか?
- 私にどうしてほしいのかわからない・・・
結果、「そうか、大変だね」なんて言われて終わりです。
結論を最初に伝えれば、相手はすぐに重要な情報を把握でき、効果的なコミュニケーションが可能になりますね。
PREP法を活用する
結論から話す方法として、PREP法があります。
PREP法とは
- Point:結論
- Reason:理由づけ
- Example:具体例
- Point:結論の繰り返しで締める
PREP法を使った説明は、こんな感じです。
- 結論: コミュニケーションスキルは職場で成功するために不可欠です。
- 理由: なぜなら、効果的なコミュニケーションにより、情報の共有や問題の解決がスムーズに行えるからです。
- 具体例: 例えば、クライアントとのコミュニケーションが円滑であることで、新しいプロジェクトを獲得しやすくなります。
- 結論:したがって、コミュニケーションスキルはビジネスの成功に欠かせません。
数字というファクトで説明する
一年目の新人でも課長、部長などの経験豊富な上司や自分より年上のお客様と話す機会はあるでしょう。
そういった場合でこそ、動かしようのない事実である「数字」で語ることを意識してください。
数字は人を説得させる証拠です。
例えば、上司にペーパーレス会議の導入をプレゼンする場合で考えてみましょう。
感情で伝える新人の場合:
毎日たくさんの会議あり、紙を印刷する時間やコストもかかっています。
なのでペーパーレス会議を導入した方がいいです。
これでは費用対効果もメリットも曖昧で、導入に納得できませんね。
数字で説得する新人:
ペーパーレス会議システムの導入により、セキュリティリスクの低減と人件費の削減が実現可能です。
現在、月に50回の会議が行われ、1つの会議には平均で10人が参加しています。
また、1つの会議で資料の印刷に15分が費やされていることがわかりました。
これにより、月間で約750分が印刷に費やされています。
さらに、昨年は機密情報を含む資料を3回も会議室に忘れてしまいました。
ペーパーレス会議を導入することで、年間で数百万円のコスト削減が見込まれます。
これにより、計画通りに進めれば、3年以内に導入費用を回収できる見通しです。
感情より論理を優先させる
論理的に結論から話す、数字で語ると伝えてきました。
ここで「人は感情で動くから、一生懸命感情的に伝えることが大切だ」と思う方もいるでしょう。
でもそれは、経験を積んでベテランになってからでも間に合います。
なぜなら、新人の主観なんで「若造の意見」だと思われて耳を傾けてもらえない可能性があるからです。
例えば、新人が業務効果化のために「このシステムを導入しましょう。
絶対にこの会社にとってプラスですから」といっても、「新人が何を言っているの?」と思う人が多いでしょう。
論理が通っていれば上司は耳を貸してくれます。まずは論理と数字で相手を納得させることを目指してください。
【思考術】問題解決のための仮説思考
「雲雨傘の理論」で提案する
論理的に考えるのに、「事実」「解釈」「アクション」を区別して整理する「雲雨傘の理論」が有効です。
雲雨傘理由とは
- (事実) 「黒っぽい雲がでてきた」
- (解釈) 「雨が降り出しそうだ」
- (アクション)「傘をもっていく」
例えば、血液検査をして、赤血球数がいくつで白血球数がいくつでと、言われても「解釈=健康なのか、不健康なのか」を伝えてもらえないと、検査の結果今後どうすれば良いかわかりませんね。
文章を書く時には、以下の見出しをつけて書けば、論理的な文章がかけます。
(事実)
(わたしの解釈)
(推奨アクション)
仮説思考で効率的にリサーチする
何が結論を出す時には、はじめに予想できる範囲で仮説を立ててから、リサーチしましょう。
何も仮説を立てずに、網羅的に調査するのは、時間ばかりがかかり、結論がでないと非効率だからです。
もしかしたら、こうではないかと大胆に仮説を立てます。
仮説を立てることで、調べるべきポイントを絞ることができて、効率的にリサーチができます。
ただし、新人が立てる仮説には間違いがつきものなので、仮説が間違っていた時は、新しい仮説を提示してます。
これを続けると、問題の本質が見極めるようになり、意思決定スピードが早くなります。
【デスクワーク術】業務効率化のテクニック
文章作成の基本「議事録」の書き方をマスターする
若手の定番業務に議事録の作成があります。
議事録作成で先輩・上司から何度も指摘されるなんて、よくある話ですね。
議事録作成には、文書作成の基本が詰まっています。
議事録とは
- 決定事項や確認事項を記録し、関係者に確認して決定をするための文書
- 決定事項を記録し、後日の証拠として残す役割も担っています
実際に書くべき項目は、こんな感じです。
- 日時
- 場所
- 参加者
- 本日のアジェンダ(論点・議題)
- 決まったこと
- 決まらなかったこと(次に持ち越したこと)
- 確認が必要なこと
- 次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)
ここまで書けば完璧ですが、これに加えて、
- キーパーソンの意見
- 簡単な経緯
まで書いておくと良いですね。
最終成果物を逆算してから作業プランを設計する
仕事を開始する際に、最終的な成果物の全体像を最初に考えましょう。
これをアウトプットドリブンと呼びます。
ゴールから逆算して必要な作業に落としていきます。
例えばプレゼン資料を作成する場合を考えてみましょう。
通常は以下の通り
- 資料集めをする(リサーチ)
- 情報を並び替える
- 資料に仕上げる
と言った手順で作成すると思います。
アウトプットドリブンの場合は、
- プレゼン資料の最終をイメージする
- プレゼン資料の骨子を作成する
- 資料の中身を埋めていく作業を洗い出す
と完成イメージを先に描き、その骨組みを作成し、それから具体的な内容を詰めていく作業を進めます。
アウトプットドリブンのメリットは以下通りです。
メリット
- 最終成果物がイメージできる
- ゴールのために必要な作業が洗い出せる
- 作業プランができる
- 作業を切り出しで、他の人に依頼できる
- 作業漏れを防ぐことができる
【ビジネスマインド】ビジネスに対するプロ意識
相手に付加価値を提供する
仕事の価値は、自分が考えるのではなく、相手が評価するものです。
自分がしたいことではなく、相手が必要とすることを優先することが重要ですね。
相手に何か価値を提供することで、あなたの仕事が本当の価値を持つのです。
厳しい言い方をすると、仕事に付加価値がなければ、あなたじゃない人にその仕事を任せてもいいわけですから。
スピードと質の両方とも大切
仕事の質を高めるためには、時間をかける必要があるは嘘です。
実際には、PDCAサイクルを速やかに回すことが、最終的に品質を向上させる方法です。
例えば、3日間も悩んで100点の仕事を完璧にしようと努力しても、最終的な方向性がずれていると、上司からは「3日も何をしていたのか?」となってしまいますね。
それに対して、ラフなアイデアからでもスタートし、上司のフィードバックを受けながら段階的に改善していく方が、品質のスピードもあがりますよ。
まとめ
「コンサル一年目が学ぶこと」は、社会人一年目から始めて、15年後にも役立つ普遍的なビジネススキルやマインドを身につけることができます。
今回は、僕が社会人1年目の人には抑えてほしいと感じたスキルを厳選して紹介しました。
本書では、本書では30個のビジネスマン必須スキルが紹介されているので、詳しくは是非本書を読んで学んでください。
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「コンサル一年目が学ぶこと」を読んでほしい人
- これから社会人になる人
- 会社で活躍したい人
- 自分の仕事のやり方を見直したいと考えている人
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