
ブックパスの読み放題プランに加入しようか迷っています。
実際の利用者の評判や、ブックパスを利用するメリット・デメリットを教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ブックパス利用者のリアルな口コミとは?
- ブックパスを利用するメリット・デメリットを解説
- ブックパスをおすすめする人の特徴
この記事を書いた人
Amazonのサブスク「Audible」「Kindle Unlimited」「本要約flier」の愛用者。
毎月5冊以上のビジネス書を読んでいます。
Kindle Unlimitedを使っている僕が、auブックパスへの乗り換えを真剣に考えて、口コミやメリット・デメリットについて調べた結果を紹介しています。
普段から電子書籍読み放題(Kindle Unlimited)・聴き放題(Audible)、本要約サービス(flier)を利用している僕だから、ブックパスを利用して「お得になる人」がわかります。
この記事を読むことで、電子書籍読み放題サービスを利用している人も・していない人も、ブックパスの特徴やメリット・デメリットが理解できますよ。
そうすれば、ブックパスの読み放題に申込んだ後、後悔する可能性が低くなりますから。
それでは本題に入りましょう。
目次
auブックパスの特徴は?
ブックパスは、小説、雑誌、コミックからビジネス書・ハウツーといった実用書まで、100万冊以上を取り扱っている電子書籍サービスです。
ブックパスの利用方法は3つ。
無料作品を読む | 無料コミックが会員登録なしで読める |
好きな本を購入して読む | 電子書籍を単品購入することができる |
読み放題に登録して読む | 2種類の読み放題コースがある |
100冊以上の豊富な作品数
ブックパスの特徴は、コミック、雑誌だけではなく、ビジネスやハウツーなどの実用書まで幅広いジャンルを取り扱っていることです。
2022年9月1日時点で、単品購入可能な作品は100冊以上。
2023年3月1日現在、カテゴリ別の作品数は、以下のようになります。
カテゴリ | 作品数 | 読み放題数 |
コミック | 94,346 | 1,687 |
女性コミック | 52,862 | 744 |
男性コミック | 41,484 | 943 |
小説 | 75,907 | 193 |
ラノベ | 15,127 | 302 |
雑誌 | 2,803 | 412 |
趣味・実用 | 127,132 | 1,308 |
ビジネス | 40,822 | 312 |

2種類の読み放題コースから選べる
総合コースとマガジンコースの2種類の読み放題コースがあります。
2種類のコースでは、
- 読み放題対象作品
- 月額料金
が違います。
項目 | 総合コース | マガジンコース |
ジャンル | コミック・雑誌・小説・ ビジネス書・写真集などの 対象作品 |
雑誌の対象作品のみ |
料金 | 618円 | 418円 |
無料期間 | 30日間 | 30日間 |
読み放題対象 | 5,000冊以上 一部読み放題を含む |
300誌以上 |
雑誌の読み放題(マガジンコース)を選ぶなら、1,000誌以上が440円で読み放題になる『dマガジン』がおすすめ。

好きな本だけ単体購入もできる
ブックパスの100万以上あるコンテンツの中から、気に入った本を1冊単位で購入することができます。
読み放題コースの加入有無に関係なく、気に入った本を単品することが可能です。
- 本の購入には、Pontaポイントを利用できます
- 本の購入額に応じてPontaポイントが付与されます
auブックパスが読み放題じゃないと評価される理由
auブックパスって入る意味ある人…いるの?
無料期間中だけど、あまりにも苛立つから早めにやめることにした。読み放題を謳ってるのに、読めない本だらけ。
続きはアプリではお楽しみいただけません?何のためのアプリ?
アプリもアンインストールせねば。— luka【なんちゃってコンクリート診断士】 (@darlingyou1972) January 1, 2023
auのブックパス無料で読める期間短すぎやろ
数も少ないし、昔の方がまだ読みたい本が多かったな— 政宗 (@masamune18go) August 23, 2022
ブックパスの読み放題が「読み放題じゃない」といった口コミが多くありました。
ブックパスが読み放題じゃないと言われる理由は2点です。
読み放題の悪い口コミ
- 読み放題対象の本が少ない
- 読み放題対象に「一部読み放題」が含まれている
実際、僕が読み放題「総合コース」に登録して使った印象も「読み放題が少ない」「読みたい本が一部読み放題だった」といった感じです。
読み放題が少ない
ブックパス全体では100万冊以上取扱っていますが、読み放題プランに加入しても、これらすべてが読み放題にはなりません。
読み放題に対象の本は、かなり少ない印象を受けました。
例えば、以下の表の通りです。
カテゴリ | 作品数 | 読み放題数 |
コミック | 94,346 | 762 (全巻読み放題) |
ビジネス | 40,822 | 312 |
コミックはブックパスで取扱っている作品数の「0.8%」が全巻読み放題対象、ビジネスは「0.7%」といった少なさでした。
コミック、小説、ビジネス書など、読み放題対象は、少し前(古い)の本が多かったです。
読み放題プランに加入する前に、読み放題対象に自分が読みたい本が含まれているか確認しておくことをオススメします。
読み放題対象に「一部読み放題」が含まれている
コミックやラノベでは、数巻しか読み放題に含まれていない「一部読み放題」が存在します。
特に人気作品は、はじめの数巻だけしか読み放題で読めないといった感じです。
読み放題の対象の中に「一部読み放題」が入っているので、「読み放題ではないじゃん」といった印象を受ける人が多いと思います。
雑誌の読み放題については、雑誌によって読めるバックナンバーの期間はバラバラです。
先週号・先月号までしか読めない雑誌もあれば、半年以上前まで読める雑誌もありました。
auブックパス利用者のリアルな口コミ
auブックパスの良い口コミ
読み放題が安い
ブックパス、月額418円って読みたい雑誌1冊より安いくらいだし、それで300誌以上読み放題って安すぎだよね。
— mixpot (@mixpot) January 28, 2020
東京カレンダー、スマパスはなかったけど、ブックパスの読み放題対象だった…
1冊買うよりサブスク入った方が断然安いですな…
入るか…うん😌— ひろ🎁🏡 (@abesaku) October 1, 2021
定期的に割引クーポンが配布される
auのブックパスって割引クーポン多くない?
今だけこんなに多いのかな?
電子書籍まとめ買い出来るのも嬉しい。
クーポンある時だけ使おうって思ってたのに切るに切れない。
それならビューアー?アプリ?もう少し使い勝手良くして🙏— 人間失格 (@phmly8) February 25, 2023
ブックパスは定期的に3割引クーポンとかやるので一気買いするならタイミング見計らうとお得です
たまに電子書籍版だと通常本屋では無い特典付きの本もあるので、意外とおいしい— あきら (@Lv_0w0) November 22, 2021
ポイントが貯まる使える
AUブックパス
結構な頻度で40%引とか50%引のクーポンを発行するうえ、Pontaポイント2000pが1.5倍の3000pになるサービスもあるので
2000円分で6000円分の電子書籍が買えるっていう馬鹿みたいな割引してくれる。
セール品とかの縛りもなく、なんならセール割引後の金額ですら対象。— ニート (@nitora) March 15, 2023
電子書籍版1480円なんだけど、auブックパスで今1000円クーポン配布してて実質480円だしなんならPontaポイント使えるので頑張れば無料で購入できます…いちははそうした(小声)
— いちは🌱 (@ichiha_pl) March 9, 2021
良い口コミまとめ
- 読み放題の料金が安い
- 定期的に配布されるクーポンがお得
- Pontaポイントが貯まる・使える
auブックパスの悪い口コミ
読み放題で読める本が少ない
auブックパスって入る意味ある人…いるの?
無料期間中だけど、あまりにも苛立つから早めにやめることにした。読み放題を謳ってるのに、読めない本だらけ。
続きはアプリではお楽しみいただけません?何のためのアプリ?
アプリもアンインストールせねば。— luka【なんちゃってコンクリート診断士】 (@darlingyou1972) January 1, 2023
読み放題でも全巻読めない本がある
読み放題に試し読み(増量含)を入れるのは早急に止めて欲しい。
「読み放題」は基本的に一冊読める事を想定する
「試し読み(増量)」は一部しか読めないのに「読み放題」にあると全部読めるような誤認や読み放題のつもりで購入操作してしまう可能性の誘発も考えられる。
かなり悪質#au #ブックパス— zen (@zenzennor2) June 25, 2021
auのブックパス、全巻読み放題と一部読み放題をわざとごっちゃにしてるから読む気しないな。「読み放題」って表示されてる漫画開いてみると「一部読み放題」に表示が切り変わったりしてタチ悪いな。TELASAは一目で分かるようにしてくれてるのに。
— ぷらいむ (@SF4prime) June 3, 2021
アプリが使いづらい
auブックパス、最近googleの規約変更によるらしいんだけどアプリからストアいけないし続巻表示できないしで使いづらいことこの上ない。ぶりぶりお排泄アプリケーションですわよー!
— PiYO/渡辺ヒロシ (@piyoa_palaryzed) April 19, 2022
auブックパス、webからオンリーになってホント使いにくくなったし、検索がちょっと前のPSStoreみたいで使い物にならない。
— ずっしぃ (@zussyh) January 13, 2023
悪い口コミまとめ
- 読み放題の本数が少ない
- 読み放題なのに一部しか全巻読めない本がある
- アプリ・サイトが使いづらい
ブックパスを利用するメリット
ブックパスのメリットは4つです。
ブックパスのメリット
- ビジネス書・実用書読み放題で比較すると料金が安い
- 1アカウントで最大5台まで利用できる
- お得なクーポンのプレゼントがある
- Pontaポイントも貯まる・使える
詳しく見ていきましょう。
ビジネス書・実用書読み放題で比較すると料金が安い
ブックパス「総合コースは」は、小説、雑誌、コミックからビジネス書・ハウツーといった実用書と幅広いジャンルが読み放題になるサービスです。
幅広いジャンルが読み放題となるサービスで料金・特徴を比較します。
サービス | 料金(月額) | 特徴 |
ブックパス | 総合コース:618円 |
|
Kindle Unlimited | 980円 |
|
シーモア読み放題 |
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1アカウントで最大5台まで利用できる
ブックパスはスマホ、タブレット、PCとさまざまな端末で利用できます。
読み放題を契約した1つのアカウントで、最大5台まで利用可能です。
例えば、総合コースを契約した1アカウントを使って
- 契約者のスマホ
- 契約者のPC
- 母親のスマホ
- 父親のスマホ
- 弟のタブレット
と月額618円で、家族でブックパスの読み放題サービスを共有することができますよ。
お得なクーポンのプレゼントがある
ブックパスでは定期にクーポンが配布されています。
気に入った本を単品購入する際に利用可能です。
クーポンを利用して、読みたかった本をお得に購入することができます。
クーポンとPontaポイントの併用も可能です。

Pontaポイントも貯まる・使える
Pontaポイント「1ポイント」=「1円」としてブックパスで本を買う際に利用できます。
本を購入した際には、購入金額に応じてPontaポイントも貯まります。
普段からローソンでお買い物をする人、ケンタッキーフライドチキン・すき家などのPonta提携店を利用している人など、Pontaポイントを貯めている人には、ブックパスはオススメです。
auブックパスを利用するデメリット
ブックパスを利用するデメリットは2つです。
ブックパスのデメリット
- 全巻読み放題になっていない作品もある
- アプリやサイトが使いづらい
詳しく見ていきましょう。
全巻読み放題になっていない作品もある
僕がブックパスを利用してデメリットと感じたのは、「読み放題マーク」がある作品に、一部読み放題が含まれることです。
例えば、全巻読み放題作品を探しているのに、数巻しか読めないので、結果別のコミックを探す羽目になることもありました。
「読み放題」=「全巻読み放題」だと勘違いの原因だと思います。ここは改善の余地ありですね。
アプリやサイトが使いづらい
ブックパスはアプリやサイトの使い勝手が悪いといった口コミを多く見かけます。
実際に僕もブックパスを利用して、アプリの使い勝手の悪さを感じました。
使い勝手が悪いと感じた点は、
- アプリから直接ストアで本をダウンロードや購入ができない
- ブックパスのサイトが若干使いづらい
の2点です。
ブックパスの具体的な使い方や利用時の注意点は、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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参考auブックパスの使い方を徹底解説|読み放題コース登録からアプリの利用方法も紹介!
続きを見る
アプリから直接ストアで本をダウンロードや購入ができない
アプリでは購入したい本を探すことや、読み放題の本を探すことができません。
本を探すためには、いったんブックパスのサイトに移動しなければいけません。
アプリの使い方
- アプリはダウンロードした本を読むだけ
- 本を探す、ダウンロードするにはサイトへ移動
ダウンロードした本なら、オフライン環境(ネット接続がない)でも読むことができるのが、アプリを使うメリットです。
アプリやサイトを行ったり来たりする必要があるので、使い勝手が悪いと感じました。
ブックパスのサイトが若干使いづらい
ブックパスのサイトで僕が使いづらいと感じたのは、読み放題の中に「一部読み放題」が含まれていることと、ページ読み込みに時間がかかることです。
例えば、サイトで本を探すのに
- 別カテゴリに移動する時
- 気になった本の詳細ページを開く時
などで、ページの読み込みに時間がかかるので若干ストレスを感じました。
それ以外については、使い勝手が悪いと感じることはありませんでした。
auブックパスとKindle Unlimitedの比較
ブックパスとKindle Unlimitedの特徴を比較しました。
ブックパスとKindle Unlimitedともビジネス書・実用書が読み放題対象になっています。
ビジネス書、実用書も読みたい人が、この2つのサービスで比較することが多いでしょう。
項目 | ブックパス | Kindle Unlimited |
月額 (税込み) |
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カテゴリ |
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特徴 |
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弱点 |
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ブックパスとKindle Unlimitedを比較して、ブックパスを選ぶことをオススメする人は
- 月額料金を安くしたい
- コミックや雑誌をメインで読む
- Pontaポイントを活用している
です。
僕はKindle Unlimitedを愛用していますが、ビジネス書や実用書、小説をメインで読んでいるのでブックパスでは物足りなさを感じました。
またブックパスで読み放題で読める漫画も、少し古い作品が多かったので、特に魅力を感じませんでした。
ブックパスの総合コースとKindle Unlimitedの月額料金差は「362円」です。
個人的には、この金額差ならKindle Unlimitedをオススメします。
特に大学生の方は、大学生にKindle Unlimitedはおすすめ?メリット・デメリットから注意点まで徹底解説の記事をぜひ参考にしてみてください。
auブックパスの利用がおすすめな人
ブックパスの利用をおすすめする人は以下の通りです。
ブックパスがおすすめな人
- 月額料金を安くしたい人
- 幅広いジャンルの電子書籍が読みたい人
- コミック/小説/雑誌を読むのがメイン
- ビジネス書/実用書にこだわりがない
- Pontaポイントを普段から使っている人
ブックパスはコミック、小説、雑誌からビジネス書、実用書までと幅広いジャンルの本が読み放題です。
ブックパスは全体的に読み放題の本が少ないですが、特にビジネス書、実用書は少ないです。
コミックや雑誌を読むのがメインの人、普段から購入している雑誌が読み放題に含まれているには、ブックパスはおすすめです。
さらにPontaポイントを普段から活用している人には向いているでしょう。
まとめ
ブックパスは、小説、雑誌、コミックからビジネス書・ハウツーといった実用書まで、100万冊以上を取り扱っている電子書籍サービスです。
ブックパスを利用する方法は、
- 無料作品を読む
- 好きな本を購入して読む
- 読み放題に登録して読む
です。
読み放題サービスは2種類。
項目 | 総合コース | マガジンコース |
ジャンル | コミック・雑誌・小説・ ビジネス書・写真集などの 対象作品 |
雑誌の対象作品のみ |
料金 | 618円 | 418円 |
無料期間 | 30日間 | 30日間 |
読み放題対象 | 5,000冊以上 一部読み放題を含む |
300誌以上 |
ブックパスは、読み放題できる本が少ない、アプリ・サイトが使いづらいといった口コミがありました。
僕がブックパスの読み放題「総合コース」を使ってみて感じたメリットは、
- コミックが豊富
- 雑誌が300誌以上読める
- Pontaポイントが使える・貯まる
でした。
僕はビジネス書、実用書、小説をメインに電子書籍を読んでいるので、読み放題数が充実している「Kindle Unlimited」が向いていると感じました。
ブックバスをおすすめする人は、
- 月額料金を安くしたい人
- 幅広いジャンルの電子書籍が読みたい人
- コミック/小説/雑誌を読むのがメイン
- ビジネス書/実用書にこだわりがない
- Pontaポイントを普段から使っている人
です。参考になれば嬉しいです!