大学生はレポートやプレゼン資料の作成など、パソコンを利用する機会が多いです。
レポートやプレゼン資料の作成に使うのがマイクロソフトのOfficeソフト。
大学生がよく使うOfficeソフトは3つです。
- Word:文書作成ソフト
- Excel:表計算ソフト
- PowerPoint:プレゼン資料作成ソフト
オンライン授業を受けるために、パソコンを購入する大学生も増えていますね。
今やパソコンは大学生の必須アイテムです。
でもOffice付きのパソコンって高いですよね。
Officeありに比べて、Officeなしのパソコンなら2万円~3万円くらい安くなりますよ。

本記事は大学生の方に向けてOfficeソフトの無料インストールについて書いた記事です。
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本記事の結論
- Microsoft 365 Educationについて理解できる。
- Microsoft 365 EducationでOfficeソフトを無料でインストールする方法がわかる。
それでは本題に入りましょう。
Microsoft 365 Educationとは?
Microsoft 365 Educationとは、教育機関に所属する学生・教員向けのサービスです。
Microsoft 365 Education:(https://www.microsoft.com/ja-jp/education/products/office)
ポイントは、Microsoft 365 Educationには3つのプランが用意されていること。
- Office 365 A1
- Office 365 A3
- Office 365 A5
Office 365 A1は、ウェブブラウザ上でWord、Excel、PowerPointなど、Web版のOfficeを使用できます。
パソコンにインストールすることはできません。
Office 365 A3、Office 365 A5は、パソコンにOfficeソフト(Word・Excel・PowerPointなど)をインストールすることができます。
プラン | Web版のOfficeが利用できる | 端末にOfficeをインストールできる |
A1 | 〇 | × |
A3 | 〇 | 〇 |
A5 | 〇 | 〇 |
注意ポイント
A1までしか利用できない大学もあります。
無料でOfficeソフトがインストールできるのか、事前に調べておきましょう。
「〇〇大学 Office 365」でググれば、情報が出てきますよ。
わからなければ大学に確認してください。
これから大学に入学する方は、事前に確認することをおすすめします。
無料でインストールできるのに、Officeありのパソコンを買わないように気をつけてください。
Microsoft 365 Educationをインストールする時の注意点
情報システム部に勤務する私が、Microsoft 365 Educationについて、学生さんからよく受ける質問の回答をまとめました。
Macにもインストールできます
MacにもOfficeソフトをインストールできます。
ただし、Access、Publisherはインストールできません。
ウェブブラウザ上であれば、Word、Excel、PowerPointに限らず、Access、Publisherも使えますよ。
パソコンなら5台まで無料でインストールできます
Office 365 A3ライセンスであれば、計15台までインストールが可能です。
- パソコン(WindowsまたはMac):5台まで
- タブレット:5台まで
- スマートフォン:5台まで
大学によってマイクロソフトとの契約形態はさまざまです。
インストールできる台数も大学によって異なる場合があります。

注意点としては、Officeを利用することができるのは、学生本人のみです。
家族のためにOfficeをインストールして、自分以外の人が使うことは、ライセンス違反になりますので、ご注意ください。
大学在籍中しか使えません(卒業後は使えません)
Microsoft 365 EducationライセンスでインストールしたOfficeが使えるのは、在学中のみ。
卒業後は使えません。
卒業後もOfficeソフトを使用するには、自分でライセンスを購入してください。
別のOfficeがインストールされている場合は?
既に別のOfficeがインストールされている場合は、追加でインストールすることはできません。
Microsoft 365 EducationライセンスのOfficeをインストールするには、既にインストールされているOfficeをアンインストールする必要があります。
アンインストールは、自己責任でお願いします。
Microsoft 365 EducationライセンスでOfficeをインストール方法
Officeを無料でインストールできるのは、マイクロソフト Office 365 包括ライセンス(A3、A5)を契約している大学の学生さんです。
それでは、大学のOffice365アカウントを使ってOfficeをインストールしていきましょう。
まずは、Office365にサインインします。
1.Office365のサインインページ(https://www.office.com/)を開きます。
2.[サインイン]をクリック。
3.[大学のメールアドレス]を入力します。
4.[次へ]をクリック。
5.[パスワード]を入力します。
6.[サインイン]をクリック。
大学側の設定でOffice365への初回サインイン時に、パスワード変更画面が表示される場合があります。
上の図のような[パスワード更新]画面が表示されたら、パスワードを変更してください。
これでOffice365へのサインインは完了です。
次にOfficeのインストーラーをダウンロードします。
7.[Officeのインストール]をクリックします。
8.[その他のインストール オプション]をクリック。
9.[Office のインストール]をクリックします。
クリックするとOfficeのインストーラーのダウンロードが始まります。
10.[OfficeSetup.exe]のダウンロードが完了したら、このEXEファイルをクリックしましょう。
11.Officeのインストールが開始されるので、しばらく待てばインストールは完了です。
オンライン授業を受けるためには、ノートPC以外にも準備が必要ですね。
オンライン授業の準備は、こちらの記事でまとめていますので、参考にしてください。
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参考【保護者向け】大学のオンライン授業に必要な準備5つを解説
続きを見る
まとめ
マイクロソフト Office 365 包括ライセンス(A3、A5)を契約している大学の学生さんなら、Officeを無料でインストールできることを説明しました。
これから大学に入学する高校生の皆さんは、パソコンを買う前に、自分が通う大学はOfficeを無料でインストールできるのか確認しておくと良いでしょう。
知らずにOfficeありのパソコンを購入するのは、もったいないですからね。
社会人なら、Officeを使って資料を作成できるのが当たり前です。
大学生のうちからWordやExcel、PowerPointの使い方に慣れておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。