オーディオブックサービスが気になっています。
特に、「Audible」と「audiobook.jp」で迷っているので、それらの違いや特徴を知りたいです。
このようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 「Audible」と「audiobook.jp」の違いを徹底解説
- オーディオブックサービスの選び方を解説
- 「Audible」と「audiobook.jp」、どちらが自分に合っているのかがわかる
この記事を書いた人
この記事を書いている私は、現在、Amazonプライム、Audible、Kindle Unlimited、本要約サービスのflierを契約しています。
オーディオブックとは、プロのナレータの朗読で本を聴くことができるサービスです。
オーディオブックサービスと言えば、Audibleとaudiobook.jpの2強で、これらはよく比較されますね。
本記事では、2年以上にわたりAudibleを愛用してきた筆者が実際にaudiobook.jpも試してみて、それぞれの特徴やおすすめの利用者について徹底的に解説しています。
それでは本題に入りましょう。
目次
Audibleとaudiobook.jpの違いを徹底比較
オーディオブックサービスは、Amazonが提供する「Audible」と株式会社オトバンクが提供する「audiobook.jp」の2強です。
それぞれの特徴は、以下の通りです。
Audibleの特徴
- 月額1,500円
- 12万冊以上聴き放題
- ジャンルの幅が広い
- 聴き放題対象外の本は、30%OFFで単品購入
- アレクサ端末で再生できる
audiobook.jpの特徴
- 月額1,330円(年割833円/月)
- 読み放題/月額会員/チケットプラントから自分にあったの料金プランを選べる
- 1.5万冊以上聴き放題
- ビジネス書や実用書に強い
- 3分要約が読める
Audibleとaudiobook.jpの違いについて、ポイントごとに詳しく見ていきましょう。
料金プランの違い
Audibleとaudiobook.jpの料金プランの違いを解説します。
料金プラン
Audible | audiobook.jp | |
聴き放題 | 1,500円/月 |
1,330/月 一括前払い ¥9,990/年 |
チケットプラン | - |
オーディオブックをお得に購入 1,500円/月(初回980円) 2,900円/月(初回1980円) |
月額会員 | - |
毎月お得にポイント交換 550円/月 |
Audible|月額1,500円の聴き放題プラン
Audibleは月額1,500円で12万冊以上の本が聴き放題です。
ビジネス、自己啓発、実用書、文学、ラノベ、学習など、audiobook.jpよりも幅広いジャンルの本が読み放題になっています。
audiobook.jp|自分に合った料金プランを選べる
audiobook.jpは、さまざまなプランの中から自分にあったプランが選べるのが強みです。
聴き放題プラン | 対象の作品が聴き放題 |
チケットプラン | 対象のオーディオブックと交換できる |
月額会員 | 毎月、お得にポイントが付与され、そのポイントで本が購入できる |
チケットプラン
チケットプランは、月額料金でオーディオブックと交換できるチケットがもらえるサービスです。
チケットで交換できるオーディオブックは、「チケット対象」のものに限られます。
例えば、シングルチケットなら月額1,500円で、対象のオーディオブックの中から1冊と交換できますよ。
オーディオブックは通常の紙の本よりも価格が高いですが、このプランを利用することでお得に入手可能です。
月額会員
audiobook.jpでは、オーディオブックをポイントで購入できます。
「1ポイント」=「1円」として利用可能です。
月額会員は、毎月お得にポイントを購入できるサービスです。
例えば、「月額会員2000」なら、2,000円で2,450円分のポイントが購入できます。
チケットプランでは交換できるオーディオブックが限られていましたが、ポイント購入ならaudiobook.jpで販売されているすべてのオーディオブックが購入可能です。
audiobook.jpでポイントやチケットで入手した作品は、自分のもになります。
つまり、月額会員やチケットプランを解約しても、入手した作品は継続して聴くことが可能です。
聴き放題対象のタイトル数の違い
聴き放題 冊数 |
特徴 | |
Audible | 12万冊以上 | ビジネス、文学、ラノベ、学習などジャンルの幅が広い |
audiobook.jp | 1.5万冊以上 | ビジネス書、実用書が多い |
Audible|聴き放題の冊数が多い
聴き放題で聴ける対象の作品数は、Audibleの方がaudiobook.jpより8倍くらい多いです。
聴き放題でさまざまな本を聴きたい人には、Audibleが向いています。
audiobook.jp|聴き放題はビジネス書が中心
audiobook.jpの聴き放題では小説もありますが、ビジネス書や実用書を中心です。
ビジネス書をメインに聴く人は、audiobook.jpを検討しても良いでしょう。
アプリ機能の違い
Audibleとaudiobook.jpともアプリ版(iOS、Android)が提供されています。
Audible | audiobook.jp | |
レビューの閲覧 | ◯ | ✕ |
目次 | ◯ | ◯ |
早送り・巻き戻し | 前後10~90秒 | 前後10秒 |
再生速度の調整 | 0.5~3.5倍速 | 0.5~4.0倍速 |
オフライン再生 | ◯ | ◯ |
ドライブモード | ◯ | ◯ |
スリープモード | ◯ | ◯ |
しおり機能 | ◯ | ◯ |
ユーザーレビューを確認できるのはAudibleだけです。
作品を選ぶ際に、実際に本を聴いたユーザーの感想が読めるのは参考になるため、便利な機能です。
私は実際に両方のアプリを試してみましたが、Audibleの方が使いやすいと感じました。
また、audiobook.jpは、10秒単位で細かく早送りや空き戻しができる点が、Audibleと比較しての強みです。
ポッドキャストの違い
「ポッドキャスト」とは、ラジオのような音声番組をオンデマンドで聴くことができるメディアの一つです。
Audible | audiobook.jp | |
ポッドキャスト | ◯ | ◯ |
特徴 |
|
|
Audibleでは、ポッドキャストも聴き放題の料金に含まれています。
一方で、audiobook.jpは、聴き放題プランを契約していても、ほとんどのポッドキャストが有料になります。
ただし、audiobook.jp内で人気の高い「聴く日経」が無料で聴けるのはメリットです。
「聴く日経」が聴けることから、audiobook.jpを利用する人も多いですよ。
オーディオブックサービスの選び方
聴き放題のオーディオブックサービスを選ぶ時に、ポイントになるのが2点です。
選び方
- 聴きたいオーディオブックがあるか
- アプリが使いやすいか
聴きたいオーディオブックがあるか
オーディオブックサービスでは、無料体験ができるものが多いです。
無料体験を利用して、自分が読みたい本があるか確認しましょう。
各サービスによっては、聴き放題の取り扱いジャンルに偏りがあることもあります。
例えば、audiobook.jpはビジネス書や実用書の取扱いが中心です。
オーディオブックサービスを初めて試してみたけど、自分には合わなかったとの口コミも見かけるので、オーディオブックとの相性も体験期間に確認しておきましょう。
アプリが使いやすいか
オーディオブックサービスは、スキマ時間やながらで本が聴けることが魅力です。
スキマ時間に本を聴くなら、スマホで手軽に本が再生できますね。
各サービスによって、アプリの機能が異なります。
例えば、倍速再生ができたり、ドライブモードがあったりなど。
「Audible」と「audiobook.jp」はどっちが自分に合っている?
「Audible」と「audiobook.jp」の特徴をまとめ、どちらが自分に合っているかを判断する際の参考となる表を作成しました。
Audibleとaudiobook.jpの比較表
Audible | audiobook.jp |
|
|
オーディオブックでビジネス書を聴くには、通常速度なら5時間くらいかかるものが多いです。
5時間で聴き終えることができる作品なら、スキマ時間を使って1日15分聴けば、ひと月で3冊は聴くことができます。
1ヶ月に3冊聴くとなると、聴き放題プランに加入するのがおすすめです。
結論
- 文学、ラノベ、学習など、ビジネス書以外の分野の本を幅広く聴きたい場合は、「Audible」が最適です。
- ビジネス書や実用書をメインに聴き、かつ料金を節約したい方には「audiobook.jp」もおすすめです。
Audibleはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- オーディオブックサービスを初めて利用する方
- 幅広いジャンルの本を聴きたい方
- 洋書を聴きたい方、または語学学習に活用したい方
取扱ジャンルの数や聴き放題のコンテンツ数は、Audibleの方が圧倒的に多いです。
初めてオーディオブックサービスを利用する方には、聴きたいコンテンツが見つかりやすいAudibleがおすすめです。
さらに、Audibleはポッドキャストが追加料金なしで聴き放題。
ポッドキャストでは、ニュース、語学学習、ビジネス、歴史、テクノロジー、スポーツ、ホビー、お笑いとジャンルはさまざまです。
英語ニュース、英会話、英単語、英語聴き流しなど、英語学習に活かせるコンテンツも充実していますよ。
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audiobook.jpはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 聴き放題以外に自分に合った料金プランを見つけたい方
- ビジネス書や実用書を中心に聴くことがあり、かつ料金を節約したい方
- 聴き放題利用者が無料で聴ける「聴く日経」を聴きたい方
audiobook.jpの聴き放題プランの年間料金を月額で換算すると、約Audibleの半額です。
audiobook.jpの聴き放題は、ビジネス書や実用書の取り扱いがメインなので、自己啓発にオーディオブックサービスと使いたいけど、料金を節約したい方におすすめです。
また、聴き放題の他にもいくつかの料金プランがあるので、自分に合ったプランを見つけて節約したい方にとって良い選択肢となります。
Audible、audiobook.jpともにポッドキャストを聴くことができますが、audiobook.jpには聴き放題に加入していても、別途料金がかかるものもあるので、注意してください。
audiobook.jpで人気のポッドキャストには、「聴く日経」という、日本経済新聞のニュースを20分にまとめた音声コンテンツがあります。このコンテンツは、聴き放題プランに加入していれば無料で聴くことが可能です。
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私がAudibleを選んだ3つの理由
私がAudibleを選んだ理由は3点です。
Audibleを選んだ理由
- 幅広いジャンルの本を聴きたいから
- 12万冊の聴き放題に加えて、ポッドキャストも聴き放題だから
- 作品のユーザーレビューが見られ、聴きたい本を選ぶのに参考にできるから
幅広いジャンルの本を聴きたいから
私がオーディオブックサービスに加入した理由は、通勤時間やランニング中に本を聴くことで読書量を増やしたいと思ったからです。
気になる小説やジャンルの本があっても、時間がないから似たような傾向の本を選んでいました。
オーディオブックなら、通勤中といった普段読書ができない時間を有効活用でき、浮いた時間でAudibleで幅広いジャンルの本が聴きたいと思ったからです。
実際に、普段は後回しにしている小説や、政治経済の本も気軽に聴いています。
12万冊の聴き放題に加えて、ポッドキャストも聴き放題だから
radikoで音声コンテンツを好んで聴いているので、Audibleならポッドキャストも聴き放題なのが魅力的でした。
Audibleのポットキャストは、ニュース、語学学習、ビジネス、歴史、テクノロジー、スポーツ、ホビー、お笑いとジャンルはさまざまなジャンルが聴き放題なのが良いと思いました。
また、アルク英語チャンネル、英会話フレーズなど英語学習にも使える番組もあって、子供と一緒に英語を聴いてみようと思ったこともありました。
作品のユーザーレビューが見られ、聴きたい本を選ぶのに参考にできるから
本の読み放題や聴き放題で困ることが、膨大な本の中から自分が興味を持つ本を選ぶことです。
Audibleでは、各作品に対するユーザーレビューが閲覧できるので、本選びの際の参考になる点があります。
これは非常に嬉しいポイントです。
Amazonの商品レビューのように、実際に本を読んだ人が書いたレビューなので、信頼性が高く、本を選ぶ際の有益な情報となりました。
まとめ
オーディオブックの聴き放題サービスの2強「Audible」と「audiobook.jp」の特徴や違いについて解説しました。
Audibleとaudiobook.jpには、それぞれ異なる強みや特徴があります。
また、取り扱うジャンルの数や聴き放題のコンテンツ数が非常に多いです。
一方、audiobook.jpはビジネス書や実用書をメインに聴くことをターゲットにしています。
自分に合ったオーディオブックサービスを見つけるために、無料体験を活用するのも良い方法です。
無料期間内に退会すれば、料金はかからないため、安心して試すことができますよ。