- Macってデザインはいいけど、大学の授業でちゃんと使えるか心配。
- Windowsを使っている人が多そうだから、無難にWindowsにしようかと悩んでいる
- 限られた予算でベストなパソコンを選びたい
そんな悩みを抱えている皆さん、この記事で解決しましょう!
この記事を書いた人
私は大学の情報システム部で勤務し、多くの学生が実際に使っているパソコンを見てきました。
その経験から、大学生向けのパソコン選びで気を付けるべきポイントをお伝えします。
本記事の内容
- 大学生がパソコン選びで押さえるべき基本や注意点を解説
- Windowsがオススメな理由も紹介!
- MacBookはやめとけ!後悔しないために大学生が知っておくべきこと
結論として、多くのソフトが使えてコスパも良いWindowsが万人におすすめです。
さらに、就職後はほとんどの職場でWindowsを使うことになるので、大学時代から慣れておくと損はありませんよ!
この記事を読むことで、自分にぴったりのパソコンが見つかり、充実した大学生活のための準備が整います。
Macをどうしても選びたい場合の対処法も紹介していますので、最後までぜひ読んでみてくださいください!
では、本題に入りましょう。
目次
Windowsが大学生にオススメな3つの理由
結論になりますが、大学生のパソコン選びには、Windowsを選ぶといいですよ。
その理由を3つ紹介していきますね!
対応ソフトが多いので授業もバッチリ!
大学の授業で使うソフトが Windowsパソコンでしか使えないことがあります。
たとえば、情報系やプログラミングの授業では、特定のソフトを使うことがありますよね。
文系の学生でも、教養として情報系の授業を受けることがあります。
多くの大学では、パソコン教室にWindowsパソコンが置いてあります。
だから、授業はWindowsで動くソフトを使って進められることが多いんです。
要するに、Windowsパソコンなら、対応しているソフトウェアが多いので、授業でも安心して使えますね。
お財布に優しい!Windowsのコスパ
Windowsパソコンは、いろんなメーカーからたくさんの種類が出ているので、低価格でコスパの良いパソコンを探しているならWindowsです。
例えば、文系の学生なら8万円台で、理系でも10万円ちょっとで十分な性能のパソコンが手に入ります。
Macよりもお手頃な値段で購入できることが多いので、予算が限られている学生にとっては嬉しいポイントですよね。
就職後も安心!ほとんどの職場はWindows派
日本国内のPC市場では、約70%が「Windows」を使用しています。
多くの職場でWindowsが主流となっているため、大学生のうちにWindowsに慣れておくと、就職後もパソコン操作に困りませんね。
最近ではMacも業務で使われることが増えてきましたが、それでもまだまだWindowsが圧倒的に多いです。
特にパソコン操作に自信がない人は、WindowsPCに慣れておくと安心ですね。
できる社会人は、ショートカットキーやファンクションキーを駆使して効率的に作業をこなしています。
大学生のうちから、こうしたPCスキルを身につけておくと、就職後に大いに役立ちますよ!
後悔しない!大学生のパソコン選び方
大学生になると、自分専用のパソコンは本当に欠かせません。
プレゼン資料やレポート作成、オンライン授業や就活まで、さまざまな場面でパソコンが必要になりますから。
でも、たくさんのメーカーからいろんな種類が出ているので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
すでにお伝えしている通り、私は大学生にはWindowsパソコンをオススメします。
そこで、大学生活で安心して使えるWindowsパソコンのスペックや選び方を、ここでは解説していきますね。
大学生に必要なパソコンのスペックって?
まずは、大学が推奨しているパソコンのスペックを確認しましょう。
大学のホームページや情報システム部に問い合わせると良いです。
もし特に指定がない場合は、以下のスペックを参考にしてください。
推奨スペック
OS | Windows11 |
CPU | 文系: Core i5 または Ryzen 5 理系: Core i7 または Ryzen 7 |
メモリ | 文系: 8GB以上 理系: 16GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 (理系は512GB以上が望ましい) |
画面サイズ | 13~14インチ |
バッテリー持続時間 | 8時間以上 |
カメラ・マイク | 内蔵カメラ、内臓マイクがあること |
その他 | HDMIポートを有すること |
文系の学生なら8GBのメモリとCore i5以上のCPUで十分です。
理系の場合はデータ解析やプログラミングも考慮して、Core i7以上と16GB以上のメモリがおすすめです。
また、持ち運びも考慮して軽くてバッテリーが長持ちするモデルを選ぶと便利です。
パソコン選びのポイントをまとめますね。
パソコン初心者の方ですと、「CPU」「メモリ」「ストレージ」って何?となりますよね。
そんな方に向けて、この3つを文系・理系別に詳しく解説します。
CPUは文系Core i5やRyzen 5以上、理系Core i7やRyzen 7以上
用途 | 推奨CPU | 主な作業内容 |
日常使い |
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文系・理系向け |
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クリエイティブな作業をする理系向け |
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パソコンの「頭脳」とも言われるCPUには、Intel製とAMD製の2種類があります。
- インテル製:Core i3やCore i5、Core i7といったCore iシリーズやCeleronなど。
- AMD製:Ryzen 3やRyzen 5、Ryzen 7といったRyzenシリーズ。
「Core iシリーズ」「Ryzenシリーズ」ともに『3 < 5 <7』と数字が大きくなるにつれて、価格も性能も高くなります。
結論として、自分の用途に合わせてCPUを選ぶことが大切です。
日常的な使用がメインならCore i3やRyzen 3でもOKですが、4年間快適にパソコンを使うためには、文系でも「Core i5」か「Ryzen 5」以上を選びましょう。
理系でクリエイティブな作業をする場合は、「Core i7」以上が目安です。
メモリは文系8GB以上、理系16GB以上
用途 | 推奨CPU | 主な作業内容 |
日常使い | 4GB | レポートやプレゼン資料作成に十分 |
文系・理系向け | 8GB以上 | 複数のタスクや簡単な編集作業に対応 |
クリエイティブな作業をする理系向け | 16GB以上 | 高度な編集や解析作業に対応 |
メモリは、パソコンが作業中のデータを一時的に保存する場所です。
イメージとしては、作業用の机のようなものですね。メモリ容量が大きいほど(つまり机が広いほど)、たくさんのデータを一度に処理できます。
日常的なレポート作成やプレゼン資料の準備なら、4GBでも十分です。
でも、動画を見ながら他の作業をするなど、複数のタスクを同時に行うこともあるので、文系でも8GBあると4年間安心して使えますよ!
ストレージは「SSD」を選択する
特徴 | SSD | |
読み書き速度 | 高速 | 遅い |
耐衝撃性 | 高い | 低い |
容量 | 少ない | 多い |
価格 | 高い | 安価 |
ストレージには、大きく分けてHDD・SSDの2種類があります。
- SSD:読み書きが速く、耐衝撃性も高いです。
- HDD:安価で大容量のデータを保存できますが、読み書き速度は遅い。
SSDは読み書きが速く、パソコンの起動やアプリの立ち上げがとても速いですよ。
さらに、衝撃にも強いので、持ち運びが多い大学生にはピッタリですね。
大学生生協でパソコンを買った方がいいの?
「生協からパソコン購入の案内が来たけど、本当に生協で買わなきゃいけないの?」という質問をよくいただきます。
実は、生協でパソコンを買う必要はありません。
多くの学生さんは家電量販店や通販サイトで自分にぴったりのパソコンを見つけて購入しています。
大事なのは、大学が推奨するスペックを満たしていることだけです。
私が働いている大学でも、生協が学生向けにパソコンを販売していますが、そのパソコンは大学が選んだものではありません。
大学と生協は別の組織だからです。
生協で買うメリットとしては、手厚いサポートが受けられることがあります。
でも、その分、ネットで買うよりもお値段が高めになっています。
例えば、生協のパソコンには4年間の保証や故障時のPC無料貸し出しなどがありますが、メーカーの延長保証や大学のノートパソコン無料貸出サービスもあるので、生協の特典を使わなくても大丈夫です。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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文系・理系別!おすすめのパソコン紹介
これまで大学生に必要なパソコンの選び方を解説しましたが、具体的にどんなモデルが良いのか気になりますよね。
ここでは、文系と理系の大学生におすすめのコスパ抜群なWindowsパソコンをいくつかご紹介します。
「はやく文理別に、コスパの高いおすすめのノートパソコンを教えて!」という方は、こちらのPCをご確認ください。
文系大学生におすすめ
理系大学生におすすめ
これらのモデルを参考に、自分にぴったりのパソコンを見つけてくださいね。
さらに詳しい情報は、文理別のおすすめノートPCはこちらの記事で確認してみてください。
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そもそもMacとWindows、違うの?
大学生がノートパソコンを選ぶ際、OSの選択肢はWindowsとmacOSです。
OSとは、パソコンを動かすための基本となるソフトウェアのことです。
「Windows」と「MacOS」とは?
OS | 特徴 |
Windows |
|
MacOS |
|
以降は、MacのノートパソコンであるMacBookを購入した後に、後悔しないために大切なことを解説していきますね。
MacBookはやめとけ!後悔しないために大学生が知っておくべきこと
MacBookってオシャレでかっこいいから、大学で使いたい気持ち、すごくわかります!
でも、購入前にチェックしておくべきポイントがあるんです。
これを見逃してしまうと、後で「しまった!」ってなるかもしれません。
勢いでMacBookを買って後から後悔しないよに、しっかり確認しておきましょうね。
それでは、詳しく解説していきます!
Macだと授業で使えないソフトがある可能性
Macを買って後悔することがあります。
特に、大学がWindowsパソコンを推奨しているのにMacを購入した場合です。
大学がWindowsを勧めるのは、授業で使うソフトがMacに対応していなかったり、PC操作がWindows前提で教えられることがあるからなんです。
具体的には、Macでは授業で使うOffice製品の「Access」が動かないし、理系の授業で使う一部の解析ソフトもMacでは動作しないことがあるんです。
Macを推奨していないら、授業で困ることがあるかもしれません。実際に、私の勤務先でも、授業で使うソフトが動かなくて困った」って声も聞きますから。
Macだと大学でサポートを受けられない可能性
パソコン操作が苦手な大学生にとって、Macを選ぶことは後悔のもとになります。
なぜなら、大学がWindowsパソコンを推奨している場合、授業中の説明もWindowsを前提に行われることが多いんです。
PC操作に自信がない人は、Windowsを購入した方が安心です。
Macを使っていて操作に困ったとき、周りにMacユーザーが少ないとアドバイスを受けにくいこともありますよね。
Windowsしか推奨していない大学だと、大学に設置されている情報センターでもMacの操作サポートは対応してもらえない可能性があります。
実際に私の勤務する大学では、Macは推奨していないので、情報センターで操作サポートをしていません。
どっちがいい?MacとWindows
大学がWindowsもMacもどちらも推奨していると、どっちを選べばいいか迷いますよね。
それぞれの特徴を知って、自分にぴったりのパソコンを見つけましょう!
学生に人気はどっち?
学生の間では、やっぱりWindowsが人気ですが、Macも根強いファンがいるんですよね。
それぞれの特徴を知って、自分にぴったりのパソコンを選ぶことが大切です。
調査によると、大学生の約80%がWindowsを使っているそうです。
使用OSはWindowsが8割、Macは4人に1人(24.0%)
多くの大学でWindowsが推奨されていたり、Windowsパソコンの方が価格が安かったりと理由はいくつか考えられます。
でも、Macはデザインがオシャレだったり、Apple製品との相性が良かったりするので、一部の学生には支持されていますね。
私が働いている大学でもWindowsを推奨していて、Macを持っている人は5%くらいなんですよ。
こういう状況から考えると、大学では多くの人がWindowsを使っていて、Macは少数派ですね。
このことを踏まえて、次にMacとWindows、それぞれどんな人に向いているかをお話ししますね。
合うのはどっち?MacとWindowsそれぞれの向き不向き
MacとWindowsのどちらにしようか迷っている学生さんのために、それぞれがどんな人に向いているのかを説明します。
自分にぴったりのパソコン選びに役立ててくださいね。
MacとWindowsで悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください!
Windowsが向いている人
- 4年間安心して使いたい方
大学生の約80%がWindowsを使っていて、授業や就職先でも主流なんです。周りに使っている人が多いから、困ったときにもすぐに相談できて安心ですよ。 - 就職を見据えて準備したい方
多くの企業でWindowsが標準だから、学生時代から慣れておくと社会人になってもスムーズに使えます。 - コスパを重視する方
価格帯が広く、予算に応じて選べるモデルがたくさん。お財布にも優しい選択です。
Macが向いている人
- デザインを大切にするおしゃれさん
シンプルでスタイリッシュなデザインは、持っているだけで気分が上がるし、オシャレ。
Apple製品で統一感を出すとカッコいいですね! - Apple製品を愛用中のあなた
iPhoneやiPadとの連携がスムーズで、Apple製品で便利にフル活用したい人にはぴったり。 - クリエイティブな作用をする方
動画編集やデザインなど、クリエイティブな作業にはMacが得意です。多くのクリエイターさんもMacを使っていますね。
それぞれ特徴があるので、自分にあったものを選ぶといいですね。
Officeソフトは大学で無料ですか?買う前に知っておこう!
大学生にとって、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトは授業やレポート作成に欠かせないソフトです。
パソコンを購入する際にも、Officeソフトの「あり」「なし」では、金額に数万円の差があります!
Microsoft 365 Educationを導入している大学では、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトを個人のパソコンに無料でインストールすることができます。
つまり、わざわざOfficeソフト付きの高価なノートパソコンを買う必要がないんです。
Microsoft 365 Educationは、在籍中ならWordやExcel、PowerPointなどを無料で使えます。
しかも、WindowsだけじゃなくてMacでも利用できますよ。
無料でOfficeソフトが使えるのか気になる方は、Microsoft 365 Educationについてまとめたこちらの記事を確認してみてくださいね!
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例えば、私が働いている大学でもこのプログラムを使っていて、新入生から「無料でOfficeがインストールできる?」とよく聞かれます。
WindowsでもMacでも学生たちは、無料でOfficeソフトをインストールしていますよ。
でも、Macだと「Access」や「Publisher」は使えないことがあるので注意です。
大切なのは、Officeソフトが無料で使える環境があるなら、高い「Officeソフト付き」のパソコンを買う必要がないこと。
まずは、自分の大学がこのサービスを提供しているか確認してみましょう。
Macをどうしても選びたい場合の対処法
大学がWindowsを推奨しているけど、Macを買いたい学生さんもいますよね。
そんなとき、大学のノートパソコン貸出サービスがあれば、Macを選んでも安心です。
大学がWindowsを推奨している場合でも、必要なときにWindowsのPCを借りることができれば、授業や課題で困ることはありません。
貸出サービスの内容は大学によって異なり、貸出期間も当日限りから1週間、2週間とさまざまですよ。
大学がWindows推奨だけど、Macを購入したい大学生は、大学にノートパソコンの貸出サービスがあるか確認しておくと安心ですね。
まとめ|やっぱり Windows がおすすめ!
本記事では、大学生がパソコンを選ぶ際に、Windowsをおすすめする理由と、Macを選ぶ際の注意点を解説しました。
最後にまとめますね。
今回ご紹介した内容で、パソコン選びで悩んでいる人も自分にぴったりのパソコンを選ぶことができます。
また、Macを購入する際に気を付けるべき点も伝えていますので、Macを選びたい方の参考にもなります。
具体的におすすめのWindowsパソコンも紹介しているので、ノートパソコンの購入を検討している方は、ぜひご覧ください。
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