「今日からこれを頑張るぞ!」と行動しましたが、いつも三日坊主で終わってしまいます。
大学生のうちに、身につけておくと良い習慣はありますか?
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- なぜ習慣が大切なのか?
- 習慣化する具体的な方法を解説
- 大学生に身につけてほしい習慣6つ
この記事を書いた人
習慣が人を作ります。習慣が変われば、人生が変わります。
三日坊主を克服するには、単なる気合や根性だけでは難しいものです。
習慣化のポイントを意識して取り組まなければ、いつまで三日坊主で終わってしまいますよ。
本記事では、何かを変えたいと思っている学生の皆さんに向けて、身につけてほしい習慣と、習慣化のコツについて解説しています。
それでは、本題に入りましょう。
目次
なぜ習慣が大切なのか?
習慣とはご飯を食べたあとに「歯を磨く」との同じように、無意識でできることです。
今の自分は、過去の習慣によって形作られています。つまり、習慣が「今の自分」を作り上げてきたと言えます。
習慣に関する人気本である「習慣が10割」でも、習慣が人生を変えることが説明されています。
例えば、
- 勉強に自信がある自分は、これまで勉強を継続してきたから。
- 筋肉がついた健康的な体は、これまで運動や筋トレを続けてきたから。
といった結果です。
一度身につけた習慣は、人生の中で継続的な利益をもたらしてくれます。
だからこそ、習慣は非常に重要なのです。
習慣を身につけるためには、単なる気合や根性だけではなく、正しい方法や取り組み方を理解することが重要です。
そうすれば、習慣化の確率を高めることができます!
なぜ習慣化できないのか?三日坊主になる理由
脳は、慣れている現状を好み、自身の状態を一定に保とうとする「ホメオスタシス」という性質を持っています。
また、脳は新しいことや変化に抵抗し、決まったパターンを好む傾向があります。
実際、行動と思考の約80%以上は無意識に行われるパターン化されたものです。
このため、習慣化することで行動を無意識的に継続することが可能になります。
ただ、「通学中にYouTubeを見る」「家に帰ってゲームをする」といった行動が習慣化されている一方で、「勉強」「読書」といった行動は習慣化しにくいということを理解しておきましょう。
脳は快楽を感じることや楽しいと思うことに対して継続して行動しようとしますが、それが「正しい」と理解された行動であっても、楽しくなければ継続することが難しくなるからです。
ポイント
- 脳は変化を嫌い、慣れている行動を好む
- 楽しくない行動は習慣化できない
習慣化する具体的な方法
「読書を一日50ページする」「腹筋を一日100回する」と、はじめから完璧を目指してはいけません。
脳の仕組みとして、楽しくないことは継続できないでしたね。
「やる気」「意思」は低下するものです。
気合を入れなくても「やらないと気持ちがわるい」と思えるくらい自然とできる仕組み化を心がけましょう。
具体的な方法を解説していきますね。
習慣化するコツ
- 習慣化して得られる利益を言語化する
- 脳にご褒美を与える
- 一番小さくはじめる
- 習慣を宣言して仲間を巻き込む
習慣化して得られる利益を言語化する
「資格の勉強」が大切だから勉強するといった正しい理由では、脳からしたら快楽を感じないため継続ができません。
資格の勉強の例
- 資格を取って人からすごいと言われたい
- この資格を取れば就活で有利になる
脳にご褒美を与える
習慣にしたいことを楽しいと思える工夫が重要です。
短期的なご褒美を活用することで、習慣化できるようになります。
資格の勉強の例
- 本を読むためにお気に入りのカフェに行く
- 通学中に読書をしたら、コンビニでお気に入りのお菓子を買う
これらの工夫をすることで、脳に「読書は楽しいこと」だと覚えさせることができます。
一番小さくはじめる
はじめから完璧を目指さないことがポイントです。
新しいことに取り組む際には、完璧さを求めるのではなく、小さなステップから始めることが大切です。
小さくはじめる例
- 資格の勉強なら参考書を毎日開く
- ランニングなら毎日ランニングシューズを履く
こういったレベルから始めることがOKです。
習慣作りにかかる日数は平均で66日と言われています。
66日後には、「やらないと気持ちが悪い」と感じて、気合を入れなくてもできるようになることを目指しましょう。
習慣を宣言して仲間を巻き込む
自分で決めた約束はすぐに破るのに、仲間との約束は続けられることがありますね。
仲間と一緒に「受験勉強を頑張った」「部活を頑張った」など、行動を共有することは習慣化を促進する有効な方法です。
集団心理が働き、「仲間からサボっていると思われたくない」「みんながやっているから自分も頑張らないと」という気持ちが働くからです。
例えば、筋トレを習慣化したいなら、Twitterで「#筋トレ」と検索して情報を発信している人たちに出会えます。
そこで、いいね!やコメントをしてコミュニケーションを取り、仲間と励ましあいながら頑張りましょう。
また、自分からもSNSに投稿することで、他の人に宣言したことでやる気を高めることができます。
私もTwitterで「今日もブログを書きます」と宣言しており、それによってやる気を持続させています。
さらに、コメントをもらうことでやる気が高まることもありますね。
大学生に身につけてほしい習慣6つ
大学生におすすめする習慣6つはこちらです。
身につけいたい6つの習慣
- 読書をして行動する
- お金について学ぶ
- 運動をする
- 人の意見を素直に聞く
- 自分でも考える癖をつける
- 新しいことにチャレンジする
- 何をしている時が楽しいか理解しようとする
習慣1:読書をして行動する
目的を持って読書をしていますか?
本を1ページ目から最後までただ読むだけでは、読書の意味がありません!
本から学んだことを実践することが重要です。
本から学んだことを実践することが重要です。読んで終わりではなく、本から得た知識を行動に移してこそ、読書の価値が生まれますから。
アウトプットを意識した読書方法
- 目的を持って本を選ぶ
- 目的を達成してくれる箇所だけを読むこともOK
- いくつかピックアップして試している
- 試したことを続けて効果を検証する
具体的には読書記録をつけましょう。スマホのメモやスプレッドシートでOKです。
その本で学び、実践すると決めたことを書いてください。
実践してみた効果・結果について点数も書いておきましょう。
点数が高いものが、読書で得た中であなたに適した内容ですね。
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習慣2:お金について学ぶ
お金についての勉強を習慣化することが重要です。
金融リテラシーを高めるためには、お金に関する知識を積極的に学ぶ必要があります。
お金について学ぶことは、単にお金を増やす方法だけではありません。
お金の知識を身につけることで、将来的なリスクを減らし、より安定した生活を送ることができます。
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習慣3:運動をする
運動習慣を身につけましょう。
運動は、心と体を整えるための効果的な手段です。
また、自宅でも筋トレなら手軽に始められます。
運動をすべき理由は、
- 自信が持てるようになったり
- メンタルを向上させたり
- 睡眠の質を向上させるなど
いくつかのメリットがありますよ。
自信が持てるようになる
筋トレを続けると、体が変化していくのが実感できます。
「体が引き締まった」「筋肉質な体に変わった」という成功体験は自信を持つことにつながります。
自信がつくと、行動も前向きになります。
メンタル向上や心を安定させる
運動をすると、交感神経が優位になり、ポジティブな気持ちになりやすくなります。
軽い運動でも、幸せホルモンであるセロトニンが分泌され、心が安定します。
運動はうつ病を予防する効果もありますので、日常生活に運動を取り入れ、心の健康にも注意しましょう。
睡眠の質が向上する
昼間に運動すると、体が程度に疲れるため、睡眠の質が向上します。
また、光を浴びると睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されます。
運動習慣がない人は、大学までの距離を歩くことから始めるのも良いでしょう。
習慣4:人の意見を素直に聞く
「でも」が口癖になっている人は要注意ですよ。
人の意見を素直に聞くことが重要です。
人の意見が素直に聞けると、情報を集めたり学ぶ機会を得ることができます。
また、人から好かれやすくなり、相手と上手く人間関係を構築できます。
話を聞いてもらえることは、相手にとって嬉しいことです。
自分の意見を否定せずに最後まで聞いてくれる人は、相手に安心感を与えて好かれます。
人の意見をすぐに否定したり、自分の意見をすぐに挟む人は嫌なものです。
自分の意見を受け止めてもらえない人には、アドバイスをしようと思いませんね。
無意識に自分を肯定化するために「でも」と言ったり、話に割ってくる人もいますね。
このような癖になっていることもありますので、「否定しない」「最後まで聞く」を意識しましょう。
あなたを思ってアドバイスしてくれる人が、離れていきますよ。
習慣5:自分でも考える癖をつける
「友達がこの授業を勧めたから」「親がこの企業に就職するように言ったから」と、ただ人の意見に流されて行動する習慣は断ち切りましょう。
自分で考えてから行動することが重要です。
人に言われたからという理由では一所懸命になれないし、続かないことも多いですよ。
このような繰り返しは、指示待ちの人間になる原因となります。
例えば、就職してから指示通りやるだけなら、あなたがその仕事をやる価値はありませんね。
自分で考えて行動できると
- 責任感が出る
- 行動力がつく
- 継続性がつく
習慣6:新しいことにチャレンジする
新しいことにチャレンジする習慣を身につけましょう。
「失敗の数だけ、人は学ぶ。失敗の数だけ前に進める」という名言があります。
だからこそ、若い頃は失敗を恐れず、新しいことに挑戦することが重要ですよ。
挑戦から得られるもの
- 新しいスキルが身につく
- 新しい人間関係が築ける
- 自分が本当にやりたいことに出会える可能性がある
新しことにチャレンジしていく中で、自分の武器や得意が見つかる可能性もありますね。
私自身、副業で、せどり・YouTube・プログラミングといくつかチャレンジして、今のブログを2年以上継続できています。
ブログを続けるまでに、いくつもの失敗がありました。
最後に
習慣化をしたくても失敗した経験はありませんか?
一般的に、人は楽しいことしか継続できない生き物です。
しかし、習慣化を実現するためには、コツや方法が存在します。
今回は、大学生のうちに習慣化してほしい6つのことを紹介しました。
身につけいたい6つの習慣
- 読書をして行動する
- お金について学ぶ
- 運動をする
- 人の意見を素直に聞く
- 自分でも考える癖をつける
- 新しいことにチャレンジする
習慣が変われば人生が変わります。
習慣を武器にし、充実した人生にしていきましょう!